24年初勝利だ! 青森ワッツが、山形ワイヴァンズを91-81で下し、連敗を「3」でストップ。20日の第1戦の雪辱を果たした。持ち前の速攻に加え、常田耕平(24)、会田圭佑(28)らPG陣が3Pを計5本沈める活躍。さらに、果敢なボールアタックがファウルを誘い、第4Qに山形を突き放し、11連勝を阻止した。

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第4Q残り57秒、ルーキー東海林奨(22)が、山形工藤貴哉(23)の3Pシュートをブロック。そのチャンスボールをパトリック・アウダ(34)が決め、87-81と6点差。この時点でほぼ勝負は決した。このプレーの前には山形のエース、ジェームズ・ベル(32)がこの日6本目の3Pを決め、81-85の4点差とし、追い上げムードが高まっていただけになおさらだった。

20日は85-93で競り負け。山形にクラブ新記録の10連勝を許していただけに、何としてでも勝ちたい1戦だった。高原純平HC(43)は第1戦を振り返り、「ターンオーバー(ミスによる攻守の切り替え)が多いので第2戦は改善して臨みたい」とポイントを挙げていたが、この日のターンオーバー数は「10」と前日の「20」から半減。ストロングポイントの守備からの速攻や果敢なボールアタックで相手ファウルを誘い、32本のフリースローを獲得するなど、山形に攻撃のリズムをつかませなかった。

この日は第1戦でベンチ外だったジョーダン・ハミルトン(33)が復帰し、10得点をマーク。20得点のアウダ(34)を筆頭に5人が2桁得点を挙げるなど、多彩な攻撃が光った。ただ、32本も獲得したフリースローの成功率は65・6%。これが合格ラインの80%以上であればもっと楽な試合展開となっていただけに課題も残った。

チームはこれで17勝15敗。2年連続プレーオフ(PO)進出に向け、24年初勝利とともに後半戦初勝利を挙げた。山形の11連勝ストップの勢いそのままに次節27、28日静岡戦で連勝を目指す。

○…山形 チーム記録を更新する11連勝とはならなかった。チームの要のPG村上慎也(32)が、第2Qまでに3ファウル。勝負どころに備え、第3Qはベンチで戦況を見守り、第4Qからコートに戻ったが、開始早々に4つ目のファウルを犯し、再びベンチへ。その後、退場を恐れ、思い切ったプレーができぬままに同Q残り3分23秒で5ファウルとなり退場。チームは攻撃の推進力を失った。さらにこの日3P6本を決めるなど、34得点を挙げた得点源ベルも同Qは2人がかりでで徹底マークされ、自由を奪われたこともあり、同Qは12点止まり。試合後、石川裕一HC(33)は「しっかりと切り替えて残りの後半戦を戦い、PO進出に向けてやっていきたい」と前を向いた。次戦はアウェーで熊本と対戦する。