シャンソン化粧品(レギュラーシーズン=RS=5位)がトヨタ自動車(同4位)に挑み、、最大18点ビハインドから88-82の逆転劇で勝利した。主将となって4季目のPG小池遥(28)が、第4クオーター(Q)の勝負どころで3点シュート2本を決めるなどしチームをけん引。直近の2季連続で決勝進出を阻まれた宿敵に、三度目の正直で土をつけた。チームは6日からのセミファイナル(2戦先勝方式)で富士通(同1位)と対する。
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小池が主将としての意地を見せた。第4Q残り5分を切った66-76。PF佐藤由璃果(25)が3点シュートを決めると小池も同様に続いた。点差を詰めて相手をとらえた同1分の77-79で、今度はSF吉田舞衣(25)が3点ゴールを沈めると、小池も同21秒で同様に得点を奪い83-79。両手を挙げてガッツポーズした小池はラスト1秒にもダメ押しの2点シュートを決め、試合を締めた。チームは第4Qだけで怒濤(どとう)の32得点。RSでもみせた勝負強さを発揮した。
終わってみれば小池は両チーム最多の3点シュート4本を成功させ、同タイの8アシストとチームをけん引した。第4Qの決定機について「自信をもって3点シュートを打とうと思っていた」。試合後はベンチの選手らとも抱き合い、ハイタッチで勝利を喜び合った。チームはスーパールーキーで得点源Cイゾジェ・ウチェ(19)の同22得点を筆頭に5選手が2桁得点。最後まで諦めず、チーム一丸となって戦ったことが勝因につながったと、小池は主将として胸を張った。
次は今季RSで2戦全敗を喫したさらなる難敵と対戦する。勝ち上がりを「シンプルにうれしい」と喜んだ鵜澤潤監督(42)はチームを挑戦者と位置付け、次戦でも「全力でチャレンジしたい」と力を込めた。苦難を乗り越える力をつけたチームが、2季連続で乗り越えられなかった“セミファイナルの壁”を突破しにいく。


