女子決勝が行われ、日本女子では史上3人目の五輪3大会の代表を狙う杉原愛子(24=TRyAS)が合計106・496点で5位に入った。5月の最終選考会NHK杯(高崎アリーナ)で5人のパリ五輪代表に決まれば、リオデジャネイロ、東京に続く3回目の五輪となり、池田(田中)敬子、広中(松久)ミユキに続く快挙となる。
21年東京五輪後には、競技生活に一区切りつけることを決断。その後は指導者やリポーターなど、新たな角度から関わることで体操の魅力を再認識し、「メジャースポーツにしたい」と昨年11月に選手に復帰した。昨年は中継局のリポーターとして参加していた大会。1年後にベテランとしての存在感を発揮した。
3月には新しく女子体操サークル「Jts」を立ち上げた。SNSを通じた情報発信、若手選手の経済的サポート、他競技選手や栄養学の専門家らと交流するアカデミックプログラムなどの活動を先導。選手としても戦いながら、後進に背中を見せていく。
◆体操のパリ五輪代表選考 男女ともに5人。男子は昨秋の世界選手権で個人総合2連覇の橋本大輝が内定し、全日本選手権の得点(予選と決勝の合計)を持ち点に争う5月のNHK杯(高崎アリーナ)で上位2人を選出。残り2人はチーム貢献度で決まる。女子はNHK杯の上位4人とチーム貢献度で1人が代表入りする。チーム貢献度は種目別で強いスペシャリストが有利。個人総合で選ばれた選手とチームを組んだ場合に団体総合の得点が最も高くなる選手を選び、男子の1人はNHK杯10位以内。


