ジュニアながら昨年末の全日本選手権2位の島田麻央(16=愛知・中京大中京)が初優勝を飾った。

フリー1位の143・16点を記録し、合計214・98点とした。冒頭で大技トリプルアクセル(3回転半)を決め、3つのスピンも全てで最高難度のレベル4を獲得。2位に24・35点差をつけた。

約1カ月後の世界ジュニア選手権(2月24~3月2日、ハンガリー)では、女子では初となる3連覇を目指す。

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島田が初優勝に手応えを示した。

冒頭のトリプルアクセル(3回転半)では出来栄え点(GOE)で2・40点の加点を導いた。2本目の4回転トーループは転倒したが「4回転の後からが自分の演技」と、その後の全ジャンプを成功。今季の国内大会フリーで初の130点超えとなった。

昨年11月の全日本ジュニア選手権や同12月のジュニアグランプリ(GP)ファイナルでは、冒頭2本の大技以外でもジャンプの転倒や回転不足による減点があった。「焦ることが失敗の原因。曲に合わせて1つ1つ、落ち着いて跳ぶことを意識した」。この日は反省を生かした演技を見せ「大技以外で失敗しなかったことが要因」と胸を張った。

これでシニア以外の大会での連勝記録は「28」に伸びた。2連覇中の世界ジュニアへは「4回転や他のジャンプを含めて精度を上げたい」と見据えた。【藤塚大輔】