炎上が止まらない。自動車のF1シリーズ第3戦、日本グランプリ(GP)は5日、三重・鈴鹿サーキットで2日目を迎え、午後3時から始まった予選で実に4度目となる芝生の出火に見舞われた。公式予選Q2の残り8分26秒、またもコース周辺が燃え上がって、消火活動で赤旗中断となった。

全選手参加のQ1を終えて上位15人が進んだQ2。前日のフリー走行2回目(FP2)でも4度あった赤旗のうち2度が芝生炎上となり、この日午前のFP3でも2度の炎が上がって、多くの時間が中断されていた。

DAZNの中継でも「いったい鈴鹿に何が起きているのか」と驚きの声が上がる事態。運営関係者は打てる限りの手を尽くしているといい、芝刈り、大量の事前散水に、枯れ葉の除去など入念に行われたが、それでも車体からの火花が芝に燃え移ってしまった。

母国での今大会からレッドブルに緊急昇格した角田裕毅(24)は、公式予選Q1で7番手のタイムをマークしてQ2へ。1桁順位から14位になって、巻き返しを図るタイミングでストップがかかったが、冷静に再開を待った。

午後11時30分から行われたフリー走行3回目(FP3)でも、前日のFP2に続いて2度の芝生炎上があり、赤旗中断。最初の出火は開始から10分弱のタイミングで、消火後に再開された。しかし1時間のフリー走行が残り6分あまりとなった時点で、この日2度目が発生。前日から2日間で4度目だ。

新マシンでのデビュー戦で、習得を含め、数多くのトライをしたい角田にとっては痛い中断となったが、FP3はトップから0秒820差の9番手で終えている。

角田の凱旋(がいせん)で大盛況の中、翌6日の決勝レースに影響を及ぼさないか心配されるところだ。