韓国・仁川で開催されるアジア大会(19日~10月4日)と、アジアパラ大会(10月19日~24日)に、日本代表選手7人を輩出するスズキ浜松ACが16日、静岡・浜松市内で練習を公開。

 金メダルが期待される男子10種競技の右代啓祐(28)中村明彦(23)と、女子3000メートル障害の三郷実沙希(25)が、意気込みを語った。

 日本選手権5連覇中の日本記録保持者・右代は「初出場の前回は悔しい経験をした。今回は金メダルを持って帰ることしかイメージしていない」と、前回4位からの頂点を狙う。

 右代に続く8000点台の中村は、12年ロンドン五輪で400メートル障害の代表。昨年のアジア選手権では2位に入っており「とにかく右代さんに、しっかり食らいついて、離されずに、どこまで行けるか。自分もメダルを持って帰りたい」と誓った。

 三郷も「アジア大会の陸上競技で最初の種目。メダルをとって(チームに)いい刺激を与えたい」と力強く話した。