全日本実業団対抗女子駅伝は15日、宮城県松島町中央公民館前〜仙台市陸上競技場の6区間、42・195キロで行われる。

 アテネ五輪マラソン金メダリストの野口みずき(シスメックス)は、今夏のモスクワ世界陸上で9年ぶりに世界大会復帰を果たしたが途中棄権した。

 引退もうわさされた35歳は現役続行を宣言。西日本予選は3区区間3位と好走し「世界陸上後は調子も上がっています!」と本番に向け手ごたえを感じている。西日本予選では5区の高山琴海(20)も5区区間2位と好走。西川生夏(26)五十嵐藍(25)らの故障明け選手が復調すれば、野口のモチベーションがさらに上がりそうだ。