陸上世界選手権女子5000メートルで決勝に進出(13位)した新谷仁美(23=佐倉アスリート倶楽部)が22日、千葉県内で取材に応じ、マラソンでのロンドン五輪挑戦を否定した。五輪選考レースへの参戦が期待される中、「マラソンは特別。普通の感覚ではできないし、長期の準備が必要になる。そうなると、また冬眠するかも」と話した。07年の東京で初マラソンながら優勝。積極果敢な走りが持ち味で、小出義雄監督が「五輪で金メダルも狙える」という逸材だが「監督とは話もしてません」と苦笑いした。今日23日に行われる国際千葉駅伝には日本代表のアンカー(6区)として出場。「今年最後なので、しっかり締めくくりたい」。