10日開幕の世界陸上モスクワ大会に出場する男子短距離、女子障害など、日本選手団の第2陣が8日午前、成田空港を出発しモスクワに向かった。

 女子400メートル障害の日本記録保持者・久保倉里美(31=新潟アルビレックスRC)にとっては、4度目の世界陸上。前回09年大会(韓国・大邱)では準決勝に進出した。「世界と勝負できるのが楽しみだし、モチベーションになっていました。100%以上の力を出したい」と意気込んだ。

 もちろん今回も、セミファイナル進出が1つの目標。「準決勝になると周りの雰囲気が、ガラッと変わる。その中で、いかに自分の力を出し切れるか」と、メンタルの重要性も口にしていた。