5年後の20年東京パラリンピック開会式と同日の25日、大阪市内のあべのハルカス近鉄本店で「パラスポーツフェスタ」が始まり、ウィンブルドン車いすの部女子ダブルスで連覇を達成した上地結衣(21=エイベックス)らが、オープニングセレモニーに出席した。
「8月25日」が「パラスポーツの日」に制定されたことに、上地は「この日があることで、モチベーションが上がる。いろんな方に知ってもらいたい。みなさんにとっても、意味のある日になってくれれば、自分たちも頑張れると思います」と、認知度アップへの思いを口にした。
12年ロンドン大会でパラリンピック初出場した上地は、車いすテニス女子シングルス、ダブルスともにベスト8に進出した。同大会で競技をやめるつもりだったが、ロンドンでの観客の盛り上がりや緊張感を体感し翻意。昨年は4大大会のダブルスで最年少年間グランドスラムを達成し、20年東京パラリンピックでも金メダルを期待される。「2020年は自分たちが引っぱっていけるように、頑張っていけたら」と意欲を示した。
上地は、他の障害者スポーツを見て刺激を受けることも多いという。「ロンドンではマラソンを見に行かせてもらった。同じ選手として、頑張ってる方を見ると自分も負けてられないと思う」。最近では車いすラグビーがお気に入りで「日本の合宿や、大会をよく見に行ってます」と、違うスポーツで奮闘する人々の姿も自身の活力にしている。
「パラスポーツフェスタ」は8月30日まで開催され、29日には昨年韓国・仁川アジアパラ大会陸上女子100メートル銅メダリストの高桑早生のトークショーや、オリジナル楽曲を通じて歌の力を世界へ届ける団体「ヒューマンノート」のミニコンサートなどのイベントが予定されている。


