36歳のお手本は19歳!?
ノルディックスキー・ジャンプの葛西紀明(土屋ホーム)が、18日開幕の世界選手権(チェコ・リベレツ)、W杯出場のため、欧州に向け新千歳空港を出発した。五輪、世界選手権で個人金メダルがないベテランは「シュリーのジャンプは参考になる」と、悲願達成へ19歳でW杯総合首位に立つグレゴア・シュリーレンツァウアー(オーストリア)のジャンプを教科書にしていくつもりだ。
日本のトップのプライドは捨てた。葛西は自分よりも一回り以上若い王者のジャンプを取り入れ、メダルに近づける。「シュリーは飛び出してすぐ空中姿勢がピタッと決まる。ボクは腰が残ってしまう。彼のようにスムーズに力を伝えられればトップに近づけるはず」と話す。年齢差は関係ない。今季18戦中14戦で表彰台(8勝)に上る怪物に少しでも近づこうと、吸収できるものはすべて吸収していく。
葛西は五輪、世界選手権の個人のメダルは、銅が最高だが、岡部、船木といったほかのベテラン勢は個人金メダルを持っている。「何でボクだけない?
って思う。(世界選手権までの)W杯で修正してメダルに近づけたい。その先に10年バンクーバー五輪のメダルもある」と心に秘める。ベテランは悲願の個人金メダル奪取で五輪まで突っ走る。



