全国高校野球選手権大会が、100回大会を迎える来年夏までの長期連載「野球の国から 高校野球編」。元球児の高校時代に迫る「追憶シリーズ」は星野仙一氏(70=楽天副会長)です。岡山・倉敷商では惜しくも甲子園に届きませんでしたが、青春時代と高度成長期が重なった濃厚な3年間は、その後の野球人生に大きな影響を与えています。球界で強烈な個性を放ち続ける重鎮の知られざる原風景を、全11回でお送りします。

穏やかに高校時代の思い出を語る楽天星野副会長(2017年10月3日撮影)
穏やかに高校時代の思い出を語る楽天星野副会長(2017年10月3日撮影)

<第1回> 「俺の中では甲子園の改札出ていた」

<第2回> 弁当の3段重が好きだった

<第3回> 「君の力で倉商を甲子園に」

<第4回> 一升瓶を埋めてこっそり水飲み

<第5回> 指太くて、そろばんできない

<第6回> 「大学に進まなくてはダメ」

<第7回> ポンプ銃を発射して通報

<第8回> カッとなると向かっていくクセ

<第9回> 試合で跳び蹴り 警官隊と帰路

<第10回> 野球人生ホントの出発点

<第11回> プロ野球もクジを導入するべき