18年平昌(ピョンチャン)五輪代表2枠を懸けて、最終選考会を兼ねた全日本選手権が開幕した。

 本郷理華(21=邦和スポーツランド)は、首位に立った坂本花織(シスメックス)に3・11差となる70・48で3位につけた。

 冒頭の3回転フリップ-3回転トーループは高いジャンプから余裕持って着氷し、後半の3回転ルッツ、ダブルアクセルも決めた。ダイナミックなステップを刻み、演技終了後、観客の拍手を浴び涙を浮かべた。

 本郷は「すごく緊張したけど最初のジャンプで練習したことを出せた。観客の声援もうれしかった。ショートではやってきたことを出せたのでフリーでも練習してきたことを出せるように頑張りたい」と話した。

 SPを終え坂本花織が73・59で首位、宮原知子(19=関大)が73・23で2位、本田真凜は66・65で6位スタートとなった。