バスケットボールBリーグB1の宇都宮ブレックスは23日、20-21シーズンに向けたオンラインでの「TIP-OFFイベント」を開催した。
日本代表候補の比江島、竹内公ら9選手が参加。10月に40歳を迎え、13季目のシーズンとなる元日本代表の田臥も元気に登場。「大変な時期だが、またチーム全員とファンと今季を迎えられ、好きなバスケットができることをうれしく思う」と笑顔を見せた。
今までにない長いオフシーズンを過ごした選手たち。新型コロナウイルスの陽性判定を受けたBリーグの選手もいる中、田臥は「どこにも出られないので、毎日ジムに通った。ケガもあったのでリハビリも続けていた」とケアに努めた。
コロナ禍により来日が遅れていたライアン・ロシターも間に合った。まだチーム練習にも参加できていない状況だが「日々の練習がまずはすべて。練習から激しくやって、いいプレーを見せたい。昨季の悔しい思いを胸に戦っていきたい」と意気込んだ。
今季は新しい試みを実施する。チケットについては、ホテルなどで利用されている、需要に応じ、適正価格で販売する「ダイナミックプライシング」による販売制度を導入。さらにスポーツエンターテインメントアプリ「Player!」の運用を開始。現在Jリーグ鹿島や浦和なども利用しており、パソコンや、スマートフォンなどから無料で視聴でき、ギフティング(投げ銭付きメッセージ)で、ファンが直接応援できる。いずれもBリーグ初の試みで、コロナ禍で特別となるシーズン開幕に向け、着々と準備を進めている。
そのほか、人数制限により来場できないファンに向けクラブ独自のアプリを開発予定。VR機能により、アリーナの雰囲気や通常では入ることができない場所の映像などを見ることができる。実際に体験した田臥は「リアル感がすごい」と話せば、比江島も「選手入場口まで体感でき、実際に来たような気持ちになる」と絶賛した。
今季のチームスローガンは「チームとファンが1つになり、立ち上がっていく」という意味を込め「RISE AS ONE」に決定した。今季も主将を務める田臥は「無観客でのイベント開催は初めて。改めて皆さんの力が大きく支えになっていたことを感じている。特別なシーズンだが、昨季果たせなかった優勝をファンの皆さんとともに目指したい」。開幕は10月3日、ホームで琉球と対戦する。リーグ初年度となった16-17シーズン以来の日本一へ、一丸となって立ち向かう。


