大坂、ゴールデンスラムなるか! 20日、日本時間午後5時半からの決勝で、世界ランキング3位の大坂なおみ(23=日清食品)が、2年ぶり2度目の全豪制覇に挑む。優勝すれば、全豪覇者だけが得る年間グランドスラム(4大大会全制覇)への挑戦権に加え、今年は五輪イヤーでもあり、東京五輪金メダルなら、男女を通じ歴代2人目の年間ゴールデンスラム(5冠)の偉業も夢ではなくなる。決勝の相手は同24位のジェニファー・ブレイディ(米国)。対戦成績は大坂の2勝1敗。

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女子決勝展望 大坂有利は動かない。サーブ力、リターン力ともに大坂が勝っている。しかし、ブレイディは初の4大大会決勝で、失うものはない状況でもあり、怖い。大坂に負けないパワーがあり、20年全米準決勝ではフルセットと対等に打ち合った。大坂が「最も覚えており、最も学んだことが多かった」と話した試合だ。しかし、今大会は、その全米よりも大坂のプレーが安定している。第1サーブが入る確率が低くても、パワーに頼らない戦術も向上しており、前回の対戦の評価が高い分、気も引き締めるだろう。よほどの絶不調でもない限り、大坂の優勝は堅いとみる。

◆WOWOW放送予定 20日午前9時5分から。同日午後3時半から。同日午後5時15分から。ともにWOWOWライブ。女子シングルス決勝ほか。生放送。WOWOWオンデマンドでもライブ配信。

大坂なおみ-ブレイディ/全豪OP決勝速報します