フィギュアスケート男子でシニア3季目を迎える須本光希(20=関大)が7日、今季の新フリーに「ロミオとジュリエット」を選んだと発表した。自身のインスタグラムを更新し「羽生選手のフランスニースのロミジュリを見ていつかやりたいと思っていた曲で振付ができて嬉しかったです!」(原文まま)と記した。

「ロミオとジュリエット」は、五輪2連覇中の羽生結弦(26=ANA)が11-12年シーズンのフリーに用いたことで知られる。12年3月の世界選手権(ニース)では、途中で転倒するアクシデントがありながらも演じきり、ショートプログラム(SP)7位から銅メダルを獲得。羽生を代表するプログラムの1つとして、語り継がれてきた。

須本は6月、新SPに「Forever Aint Enough」を選んだと報告していた。洗練された滑りが持ち味の17年全日本ジュニア王者が、名曲に思いを込める。