女子シングルスで2連覇を目指す大坂なおみ(23=日清食品)も出場するテニス4大大会の最終戦、全米オープン(30日開幕)を主催する全米テニス協会(USTA)が、開幕を3日後に控えた27日、ワクチン接種やマスク着用の規制なしから一転して12歳以上の観客にワクチン接種を義務付けることを発表した。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で昨年は無観客開催だった全米オープンは、今年は100%の観客収容率でマスク着用の義務化やワクチン接種証明などの規制はもうけないことが発表されていた。複数のメディアによると、変異種デルタ株のまん延を受け、ニューヨーク市長がセンターコートとなるアーサー・アッシュ・スタジアムを含むすべての会場でのワクチン義務化を決めたという。入場するには、少なくとも1回のワクチン接種を終えていることを証明する必要があるという。

出場する選手に対しても同様にワクチン接種証明を求めるかどうかは不明だが、義務化された場合は一部選手が出場できない可能性があると報じられている。世界ランク3位のステファノ・チチパス(ギリシャ)は、大会に出場する全選手にワクチン接種が義務化されない限りは接種するつもりはないと公言し、接種を拒否している。(ロサンゼルス=千歳香奈子)