昨年12月の全日本選手権17位の竹野比奈(24=福岡・福岡大)は、今季SP自己ベストを約10点更新する69・32点で1位発進した。ともに福岡代表として出場する妹の仁奈(にいな、20=福岡・筑紫女学園大)は54・48点で8位だった。

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竹野比は、冒頭から2連続3回転トーループを決めると、続く3回転ルッツ、後半のダブルアクセル(2回転半ジャンプ)もミスなく着氷。そつのない演技で、27日の決勝(フリー)に弾みをつけた。

7日まで行われた日本学生氷上選手権大会(インカレ、北海道)で3位の青木祐奈(20=神奈川・日大)は、66・16点で2位につけた。左足首骨折から復帰して2シーズン目。

SP成績の上位選手は以下の通り。

(1)竹野比奈(24=福岡・福岡大)69・32点

(2)青木祐奈(20=神奈川・日大)66・16点

(3)大庭雅(26=愛知・東海東京ファイナンシャル・ホールディングス)63・55点

(4)山下真瑚(19=愛知・中京大)58・99点

(5)佐藤伊吹(21=東京・明治大)57・69点

(6)三宅咲綺(19=岡山・岡山理科大)57・38点

(7)加藤利緒菜(23=大阪・中京大)54・79

(8)竹野仁奈(20=福岡・筑紫女学園大)54・48点