プレーオフ常連の宇都宮ブレックスががけっぷちに立たされた。

魔の第3クオーター(Q)だった。残り7分44秒、アイザック・フォトゥの得点で45-46と1点差に詰めたあと、鵤誠司、比江島慎が相次いでスティールに成功。しかし、そのチャンスで得点できなかったことが響く。

リズムに乗れず、同Qの残り5分はシュートが全く入らなくなった。逆にアルバルク東京には10連続得点を許してしまう。他のQは接戦を演じていただけに悔しい。ただ、試合を通じて相手の攻撃権を15度奪いながら、67点に止まったのも事実だ。

佐々宜央(さっさ・のりお)ヘッドコーチは「ふがいない試合をしてしまった。フィジカルでも負けていたし、最後は孤立して、1対1の流れになってしまった」と振り返った。けが人続出のA東京は8人しかプレーできない状態だった。ベンチ入り12人全員がプレーしたブレックスの方が息切れし、チームとして連動仕切れなかった。

これで24勝24敗。残り12試合を全勝したとしても、東地区2位のA東京があと1勝すれば届かない。ワイルドカード上位の広島、名古屋Dもプレーオフ進出までマジック1。ブレックスは2016年のBリーグ発足後、常にプレーオフ(19-20年シーズンは新型コロナで中止)に進出していた。まさに追い込まれた。