女子は新潟青陵大が初の県代表を決めた。新潟経営大との決勝、67-66の接戦を制した。

同大は県レベルの大会で初タイトル。C倉嶋真優(4年=新発田中央)が大量32点をマークした。男子は新潟経営大がREBORNに89-83で勝って2年ぶり代表の座を射止めた。男女とも優勝チームは9月に新潟・佐渡で開かれる天皇杯・皇后杯の中日本エリアの1次ラウンドに出場する。

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新潟青陵大の大谷大監督(47)が選手の前で男泣きした。「ウチは新潟県(出身)の選手しかいない。新潟の選手だけで勝たせてあげたかったが、なかなか勝てなかった。新潟県の子たちに新潟を制覇させてやりたかった」。03年創部からの悲願を達成し、涙は止まらなかった。県レベルの優勝も今回が初。第2クオーター(Q)終了時点で40-28と12点のリードも、67-66と肉薄されての辛勝だった。

「ずっと優勝したことがなかったのに大学最後の年に優勝できたのはうれしい」。そう話した倉嶋が32得点と大暴れした。身長174センチながらゴール下で存在感を発揮。「第2Qに『攻めろ』『スチールしろ』『言われたくなかったらやれ』というベンチの声に発奮した」とチーム得点のほぼ半数を1人でマークし、チームを頂点に導いた。

春季北信越インカレは1部6校のうち4位。そんなチームが佐渡で行われる皇后杯・中日本の第1ラウンド進出を決めた。「ディフェンスで当たり、走る新潟青陵大らしいバスケットをしたい」と倉嶋。大谷監督は「新潟県を代表して、県の子たちが新潟のために頑張るバスケットをやりたい」と話していた。

○…男子は逆転され、再逆転するシーソーゲームを最後は新潟経営大が制した。「ひとまず、良かった。男女で行きたいという思いもあったけれど…」と男女の監督を兼任する田巻信吾監督(42)は疲労困憊(こんぱい)の様子だった。試合の流れを引き寄せたのは75-78の第4Q残り3分にSG藤田照瑛(1年=新潟工)が決めた同点の3点シュート。「チャレンジャー精神。自分が点を取ることを意識していた」と1年生は怖いもの知らずだった。