春高バレーが開幕し、女子は1回戦で前回大会ベスト4の熊本信愛女学院が、東京代表で同ベスト8の共栄学園を2-0(25-23、25-22)のストレートで退け、2回戦へ駒を進めた。

昨年最年少で日本代表登録メンバーに選出された相手エース、秋本美空(2年)を徹底マーク。粘り強い守備から得点を重ね、第1セット(S)を25-23で取り切った。第2Sも序盤の4連続得点などで主導権を握ると、18-18と一時は同点に追い付かれながらも、そこから高い集中力を発揮。一気の5連続得点で、勝負を決めた。

マッチポイントからスパイクを決めた南咲良主将(3年)は「いままでやってきたことがそのまま発揮できた」と胸を張った。

昨年末には、Vリーグ2部所属のフォレストリーヴズ熊本と練習試合を行い、「全員で1点にこだわって取りに行く姿勢」を学んだ。その経験を生かし、「(姿勢を)出せました」とうなずいた。

3年連続35回目の出場となる伝統校。大会前、同校出身で女子日本代表のエース古賀紗理那から「信愛らしく頑張って」というメッセージが届いた。

22年の夏、大先輩は学校を訪れ、同じ体育館で練習した。当時はオーラに圧倒され、「近寄れなかった」と直接指導を受けることはできなかったが、「チームに声をかけながらも一番は自分のプレーで見せている。自分もキャプテンとしてそういうところをしっかりしていきたい」と憧れる存在。結果を出して喜んでもらうつもりだ。

まずは昨年と同じベスト4入りへ。「去年の先輩がセンターコートで戦っている姿を見ているので、1戦1戦勝ち抜いてセンターコートまでいきたい」と、思い描いた。【勝部晃多】