フィギュアスケートの五輪テスト大会を兼ねる4大陸選手権が16日、韓国・江陵で開幕し、17日にショートプログラム(SP)を控える男子の羽生結弦(22=ANA)、宇野昌磨(19=中京大)、田中刑事(22=倉敷芸術科学大)の日本勢3人が調整を行った。

 この日の練習はサブリンクのみ。羽生は、フリーの曲かけで4回転ジャンプをすべて抜くなど、ジャンプは控えめにスケーティングを重視した練習を行った。宇野は4回転ループを何度も成功し、調子の良さをうかがわせた。

 滑走順抽選も行われ、田中が第4グループの16番、宇野が最終グループの23番、羽生が同22番に決まった。