ジャカルタ・アジア大会中のバスケットボール日本代表の4選手による買春行為に関して日本バスケットボール協会が1年間の公式戦出場停止処分を下したことを受けて、佐藤卓磨(23)の所属する滋賀レイクスターズは29日、<1>教育研修の実施、<2>社会奉仕活動への従事、<3>報酬の減俸の処分を発表した。

佐藤はクラブを通じ、署名、印鑑入りの直筆でコメントを発表。「日本の国旗という重みのあるものを背負いながら、私の愚行により、滋賀レイクスターズ、Bリーグ全体のイメージダウンに繋がり、全ての方々の期待を裏切りました。深く反省しております」とつづった。「裁定委員会からの処分と滋賀レイクスターズからの処分を真摯に受け止め、社会奉仕活動に取り組みます。こういった不祥事を二度と起こさぬよう、日頃から叱咤激励してくださる方々に対しての感謝の気持ちを忘れぬようにいたします。社会人としての言動や振る舞いに気をつけ、二度とこのようなことがないよう、信頼回復に向けて精進して参ります。このたびは私の不心得から皆様に対し、多大なご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます」とした。