レバンガ北海道は、天敵の前に10連敗となった。リーグ発足の昨季から1勝もできず9連敗中だった千葉ジェッツに、73-97で完敗。新加入ジャスティン・レイノルズ(29)も好プレーをみせたが及ばず、12勝12敗と貯金がなくなった。年内に残る4試合は中地区2チームと、ともに2連戦で、23、24日は横浜(横浜国際プール)、29、30日は三遠(札幌・北海きたえーる)と対戦する。
エースにやられた。レバンガ北海道は試合開始直後から、千葉の日本代表司令塔・富樫の個人技を止められない。第1クオーター(Q)だけで12得点を許し、第2Qは持ち味のパスがつながらなかったこともあり12連続失点。前半でつけられた12点差が、後半に響いた。同じ東地区のライバルに昨季から10連敗。水野宏太HC(35)は「非常に情けない。見せたかった内容ではない」と厳しい表情だった。
苦しい展開の中、一筋の光明は新外国人のレイノルズだ。第2Qから登場すると、豪快なダブルクラッチからファウルを誘い、フリースローで2得点。3点シュートも沈めた。206センチの長身を生かしリバウンドを奪い、自らドリブルで切り込むスピードも披露。14分24秒プレーした新戦力は「個人的には良かったが勝たないといけない」とデビュー戦を振り返った。
8試合ぶりに外国人選手が3人がそろった。10月17日のA東京戦でグレゴリー・ウィッティントン(24)が右膝蓋(しつがい)骨軟骨損傷。故障者リスト入りして帰国した。外国人2人での7試合は3勝4敗。延長2戦を落とすなど、指揮官が「勝てる試合だった。悔しい」と悔やむゲームもあった。緊急補強されたレイノルズは19日に合流したばかりだが7得点4リバウンドと今後に期待を持てる働きだった。
次は敵地で中地区最下位の横浜と対戦する。「走ってリバウンドを奪って守備をする。次もそれに集中したいね」とレイノルズ。プレーオフ進出へ、反撃態勢は整った。【西塚祐司】
◆レバンガ北海道の今季成績 9月30日開幕戦は敵地で富山に78-83で●発進も、10月○○○○●○○●●○で7勝4敗とスタートダッシュに成功した。11月は○●●●○●の2勝4敗と苦しみ、12月は20日千葉戦を含め●○●○○●●の3勝4敗。ここまで12勝12敗で、ついに貯金がなくなった。


