国際スポーツクライミング連盟(IFSC)は16日、インスブルックで記者会見し、当地で今年9月に行われる世界選手権で、2020年東京五輪(オリンピック)で実施される複合を初めて行うことを明らかにした。

 リード、ボルダリング、スピードの各種目の順位を掛け合わせたポイントの少ない上位6人で争われる。

 世界選手権はパラクライミングとの合同開催で、計600~700選手の参加を見込んでいるという。

 IFSCの小日向徹副会長が東京五輪の準備状況を説明。真夏の屋外開催となり「台風や悪天候の可能性もあり、入念に準備しなければいけない」と述べた。