世界19位の錦織圭(28=日清食品)が2年ぶり4度目の16強入りだ。同13位のシュウォーツマン(アルゼンチン)を6-4、6-4、5-7、6-1の4セットで下し、「最後まで攻める気持ちを持って戦った」と、両手を突き上げ勝利を祝った。4回戦では同34位のコールシュライバー(ドイツ)と対戦する。対戦成績は、錦織から2勝0敗だ。
錦織は、「出だしが硬くて球が浅かった」と言うように、第1セットの第2ゲームで、自分のサービスゲームを落とし、1-4とリードされた。しかし、身長170センチと小柄な相手のバックの高いところに球を集め、返球が短くなったところを攻撃することで打破。「劣勢な場面から、自分を奮い立たせて、攻撃的なプレーを心がけてプレーできた」と、一気に5ゲームを連取し逆転で第1セットを奪った。
第3セットこそ落としたが、第4セットは「ストローカーの中ではトップの選手に、ああいう形で、ストロークで押し切れたというところは自信になる」と、1ゲームしか与えず。最後は会心のフォアをたたき込んだ。
次戦で対戦するコールシュライバーは、優勝候補のA・ズベレフ(ドイツ)を破って勝ち上がってきた。「意外は意外だった」。過去の対戦では、セットさえも奪われていないが「バックもうまかったり、タッチもある選手。なるべく速いタイミングでプレーできたらいい」と警戒を怠らない。
また、この勝利で、暫定の世界ランキングは15位にまで浮上。もちろん、下位選手の勝ち上がりも関係してくるので確定ではないが、今年中のトップ10復帰も十分に見えてきた。


