SP2位の坂本花織(19=シスメックス)は同129.22点、合計202.47点で4位、SP3位の樋口新葉(18=明大)は同109・56点、合計181・32点の6位だった。
SPで12位だった山下真瑚(16=中京大中京高)は同96・19点、合計142・40点で12位だった。
優勝はアンナ・シェルバコワ(15=ロシア)で同160・16点、合計227・76点。2位は同141・04点、合計216・14点のブレイディ・テネル(21=米国)。3位は同138・69点、合計205・97点のエリザベータ・トゥクタミシェワ(22=ロシア)が入った。
坂本花織
2A/3F+3T/3Lz/3S/StSq/CCoSp/3Lo+2T/2A+3T+2T/FSSp/ChSq/3Lo/FCCoSp
冒頭の2回転アクセルは着氷。しかしコンビネーションジャンプでは3回転フリップが2回転に。さらに3回転サルコーが2回転。後半の3連続ジャンプは着氷した。演技後は顔をしかめ、悔しそうな表情を見せた。
樋口新葉
3A/3Lz+3T/3S/CCoSp/3Lo/ChSq/2A+3T/3F+2T+2Lo/3Lz/FCSp/StSq/FCCoSp
冒頭のダブルアクセルは着氷。しかし3回転ルッツで転倒。その後のジャンプでもダブルアクセルが1回転になるなどした。演技後は笑顔がなかった。
山下真瑚
3F/2A/3Lo/2A/FCSp/ChSq/3Lz+3T+2T/3Lz+3T/SSp/StSq/3S+2T/CCoSp
冒頭の3回転フリップで転倒。その後のジャンプでは着氷したものの、その後の3つ連続ジャンプでは精細欠きコンビネーションにできなかった。演技後は悔しい表情を見せた。
アンナ・シェルバコワ
4Lz+3T/4Lz/ChSq/2A/2A/FCSp/3Lz+3Lo/3F+1Eu+3S/3Lz/FCCoSp/StSq/CCoSp
冒頭の4回転ルッツ-3回転トーループは速い回転から難なく着氷。4回転ルッツも着氷した。後半のコンビネーションジャンプも、後半に入る前、それまで着ている衣装が青から赤に。演技後、会場はスタンディングオベーション。笑顔で声援に応えた。
<フリー成績と合計点>
順位 | 選手 | 得点 | SP | フリー |
---|---|---|---|---|
1 | アンナ・シェルバコワ | 227.76 | 67.60 | 160.16 |
2 | ブレイディ・テネル | 216.14 | 75.10 | 141.04 |
3 | エリザベータ・トゥクタミシェワ | 205.97 | 67.28 | 138.69 |
4 | 坂本花織 | 202.47 | 73.25 | 129.22 |
5 | イム・ウンス | 184.50 | 56.69 | 120.54 |
6 | 樋口新葉 | 181.32 | 71.76 | 109.56 |
7 | アンバー・グレン | 169.63 | 64.71 | 104.92 |
8 | カレン・チェン | 165.67 | 66.03 | 99.64 |
9 | クリスティ・レオン | 163.68 | 54.25 | 109.43 |
10 | ベロニク・マレ | 161.75 | 56.69 | 105.06 |
11 | スタニスラワ・コンスタンチノワ | 143.39 | 48.27 | 95.12 |
12 | 山下真瑚 | 142.40 | 46.21 | 96.19 |
<出場選手と滑走順>
<第1グループ>
クリスティ・レオン(16=香港)54.25
山下真瑚(16=中京大中京高)46.21
スタニスラワ・コンスタンチノワ(19=ロシア)48.27
アンバー・グレン(19=米国)64.71
ベロニク・マレ(25=カナダ)56.69
イム・ウンス(16=韓国)56.69
<第2グループ>
エリザベータ・トゥクタミシェワ(22=ロシア)67.28
カレン・チェン(20=米国)66.03
アンナ・シェルバコワ(15=ロシア)67.60
樋口新葉(18=明大)71.76
坂本花織(19=シスメックス)73.25
ブレイディ・テネル(21=米国)75.10