日本バスケットボール界で初めて、5人制、3人制、車いすバスケが一堂に介するイベントが開催された。

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車いすバスケのデモンストレーションに続いて登場したのは3人制の男女代表。女子は前日、Wリーグのトヨタ自動車のチーム関係者に新型コロナウイルス感染症の疑いが発覚し、女子4選手が辞退したため、篠崎澪、田中真美子(以上富士通)、西岡里紗(三菱電機)の3選手のみの参加となった。

まず行われたシュートトライアルでは、男子、女子、車いすチームに分かれ、コート内の5カ所(2点シュート3カ所、3点シュート2カ所)の決められた位置から全員シュートを決めるまでの時間を競った。車いすチームは制限時間の90秒を超え、成功できなかったが、男子は残り18秒、女子は残り33秒で見事成功させた。その後、女子は1分間での成功数を競うフリースローチャレンジを行い、16本を成功させた。

篠崎は「試合ができなかったけど参加させてもらえて、いろんな方に見てもらえて良かった」と語り、西岡も「ファンの皆さんの顔が見られてうれしかった」と喜んだ。3人制の女子は五輪出場が決まっておらず、5月からの五輪予選での出場権獲得を狙う。代表合宿は11月から再開される。篠崎は「こういう状況で仕方ないが、準備期間が延びたと思って頑張りたい」と前を向いた。

男子は7選手が参加し、2チームに分かれて試合を行った。攻守が目まぐるしく変わり、目が離せない展開が続いた。小林大祐(茨城ロボッツ)は「大会がなくなってうずうずしていたので待ってましたという感じで楽しかった」と笑顔を見せた。5人制とはボールの大きさもルールも違う。Bリーグに所属する選手も多く、切り替えが難しいが「両方のボールを触るようにしたり、別のチームで練習したりしている」と話し、東京五輪については「開催されれば、いい結果を出せると思う。日本一丸で盛り上げていきたい」と意気込んだ。