ラグビーのフランス1部リーグ、クレルモンに移籍した日本代表の松島幸太朗(27)が3日、オンライン取材に応じ、現在の生活ぶりを語った。

フランスでは先月30日から全国的なロックダウン(都市封鎖)が実際されている。9月に開幕したリーグ戦の観客数も徐々に制限され、先月31日のブリーブ戦は無観客で行われた。松島はコロナ禍でもラグビーができることに感謝し、「フランスはスポーツが盛んな国で『スポーツがあるから頑張れる』となる。試合で良いパフォーマンスをして、テレビで見ている人たちにしっかり良い結果を見せたい」と話した。

現在の生活は、自宅とクラブハウスの往復が中心で、気軽に外出できないという。休日に外出する際は、許可証が必要となる。不便な生活が続くが「チームにもなじめて、仲間たちとふざけあるようにもなった。連係も取れているので試合中の不安もない。今はすごく楽しい」と、充実した表情でラグビー漬けの生活を語っていた。