女子ダブルスで東京オリンピック(五輪)出場を確実にしている永原和可那、松本麻佑組(北都銀行)が、野村このみ(兵庫・琴丘高職)、宇都宮茉佑(同・園田学園女子大職)組との初戦をストレートで制した。第2ゲーム終盤にリードを許したが、そこから6連続ポイントで勝利を決めた。

コロナ禍の練習期間は、レシーブの練習に時間を費やしてきたという。その効果もあり、準優勝した10月のデンマーク・オープンでは守りに一定の手応えをつかんだ。今回の全日本総合では「もう1度自分たちの原点である攻撃の部分をしっかり出したい」と永原。一方の松本は、「きょうはシャトルの飛び具合や体育館の空気感をつかめた」とうなずく。

昨年の優勝ペアが、大会2連覇に向けて順調なスタートを切った。