20年全米優勝で、世界3位の大坂なおみ(23=日清食品)がコートに戻ってきた。

開始が延期となり2月8日に始まる今季4大大会初戦、全豪オープン(メルボルン)に向け、エキシビション大会が行われ、4大大会23度の優勝を誇るセリーナ・ウィリアムズ(39)と対戦。試合はウィリアムズが6-2、2-6、10-7で勝った。

大坂にとって、非公式戦とはいえ、20年9月に優勝した全米以来約4カ月ぶりの公の前での実戦となった。イベントは人数制限はあるものの、有観客で、大坂は「こんなに大勢の人々と空間を共有できたのはいつ以来か。本当に楽しかった」と喜んだ。真っ黒なツーピースに、下は、公式戦では規則で試合中には着用できないくるぶしまであるスパッツ。非公式戦らしいウエアでプレーした。

新型コロナウイルスの感染拡大で、外国人は20年3月から、オーストラリアに、原則、入国できない状況が続いている。またオーストラリア国民、永住者らが帰国する際にも、PCR検査での陰性証明、2週間の隔離を経ないと入国できない。

全豪に向けた外国からの選手、関係者らのオーストラリア入国は特例中の特例である。大坂がアデレードに入ったのも、全豪が開催されるメルボルンでは、隔離用の宿泊施設が不足しているからで、大坂を含む十数人の選手と関係者はアデレードに振り分けられた。ならば、そこで非公式戦を行おうとなったのだ。

大坂は、この後、メルボルンに移動し、31日から始まる全豪前哨戦に出場予定だ。

◆全豪オープンテニスは、2月8~21日、WOWOWライブで連日生中継。WOWOWオンデマンドでも同時配信予定。