開幕し南北それぞれ1回戦4試合が行われた。小樽地区代表の小樽潮陵が3年連続で初戦を突破した。終始堅い守りを見せ、札幌清田に与えたのは1トライのみ。成田正人監督(53)は「清田には突破力がある選手がいたが、前に出続ける守りを崩さなかったのがよかった」と評価した。「強豪に勝つには考えるすきを与えないで、プレーの幅を狭めるしかない」という成田監督の方針で、練習は8割ほどを守備練習に費やしてきた。
特に力を入れたのはタックル練習。スクラムバッグやマシンを使った練習のほか、練習のたびに高さ約7メートルの綱登りを3往復程度こなし、肩の筋力を強化した。スクラムの技術向上と激しい衝突に耐えられる強い体づくりの両輪で鍛えてきた成果が発揮された。フランカー佐々木颯一郎主将(3年)は、小樽潮陵のユニホームが黒地にオレンジのラインが引かれ、ハチの模様に似ていることになぞらえて「ハチが針を突き刺すようなタックルができるようになった」と話した。
次戦は5連覇を狙う札幌山の手と激突する。佐々木主将は「守備の時間は長くなると思うけど、ワンチャンスをものにできるように、守りからリズムをつくりたい」と語った。【石井翔太】


