ベルテックス静岡(リーグ3位)がセミファイナル(準決勝)進出を果たした。東京ユナイテッド(同6位)との第2戦に85-82で辛勝。21日の第1戦(68○65)に続く2勝目を挙げ、28日からのアウェーさいたまブロンコス(同2位)戦への挑戦権をつかんだ。
決勝進出の2チームに与えられる「B2昇格」まであと2勝。Bリーグ参入4季目のチームが、悲願達成に向けて最終決戦に挑む。【山口昌久】
ベルテックス静岡が、B2昇格にまた1歩近づいた。21日の第1戦での勝利(68○65)の勢いそのまま、22日の第2戦も接戦を制し、オレンジ色に染まったホーム・沼津市総合体育館が歓喜に揺れた。
就任3季目のファクンド・ミュラー監督(49)は「率直にうれしい。非常に厳しい2試合だったが、選手は攻守によく頑張ってくれた」とねぎらった。さらに「今日はアシスト数の差(相手の11に対し21アシスト)が勝負を分けた」と勝因も語った。
SG山田安斗夢(25)が4本の3点シュートを含む計20得点と躍動。2試合連続でチーム最多となる7アシストも記録し、攻守で勝利に貢献した。「苦しい試合だった。今日は思い切ってシュートを放ったことが結果につながった」と笑顔を見せた。84-82の2点リードで迎えた最終4Qで試合時間が残り4・5秒。ワンプレーで勝負が決まる局面でフリースローを獲得。「緊張した。チームの仲間やブースターの声掛けのおかげで、落ち着いて決めることができた」と、ダメ押しとなる85点目を振り返った。この日12得点を決めたPG吉田健太郎(27)は「ほっとした。試合が終わった瞬間、次に挑戦できる喜びをかみしめた」と実感を込めた。
決勝進出の2チームに与えられる「B2昇格」切符まであと2勝。準決勝(28日~5月1日、浦和駒場体育館)で、さいたまブロンコスと対する。先月のホーム戦で2連敗(83●91)(83●91)した難敵が相手だが、PG岡田雄三主将(27=三島市出身、沼津中央高出)は「アウェーで昇格を決めてきます」と満員に埋め尽くされた観客に誓った。


