カーリングの混合ダブルス合同強化合宿が25日、札幌市内で始まり、報道陣に公開された。06年トリノ五輪、10年バンクーバー五輪で日本代表女子コーチを務めた阿部晋也(43=北海道コンサドーレ札幌)は、田畑百葉(ももは、21=北海道銀行)との“年の差”ペアで参加した。
17年に混合ダブルス世界選手権を経験しているベテランは、4月の同選手権(スウェーデン)出場がかかる2月の日本選手権(長野・軽井沢)に向けて「出るからには1番を狙う」と力強く話した。コンビを組む田畑は、20年のユース冬季五輪の混合団体で銀メダルの実績がある。両者ともスキップの経験があり「どちらもハウスに立って作戦を考えられるのは利点」と、田畑は話す。
最大の課題は、22歳差のコミュニケーションになりそうだが「(田畑が)ちっちゃい時から見ているので、僕は距離感は感じていないです」と、阿部は問題がないことを強調。田畑は「ひょっとすると、私が考えていることを、(阿部が)『えっ』と思っているかもしれませんが」と笑った。
今回の合宿には、7月の稚内での選考合宿を勝ち抜いた6チームが参加。27日まで3日間総当たりのリーグ戦を行う。2月の日本選手権には、昨季優勝し、続く世界選手権で銀メダルに輝いた松村千秋(31=中部電力)・谷田康真(29)ペアと、日本選手権準優勝ペアが加わり、4月の世界選手権出場権を争う。「昨年日本チームが(世界選手権で)準優勝して、それを見て、私もそういうところに行きたいと思う」と阿部。若さと経験を持ち合わせた「あべたば」ペアが、混合ダブルスの日本代表選考戦線に、旋風を巻き起こす。


