ホーバス・ジャパンが、強敵中国から88年ぶり!? となる歴史的勝利を挙げた。世界ランキング26位の日本が、同29位の中国を撃破。初戦のグアム戦に続いて2連勝とした。

司令塔の河村勇輝は「すごくうれしい。夏のパリ五輪でも、歴史に名を刻むような試合をできるように頑張りたい」と話した。。

立ち上がりから中国がリードしては日本が追いつく展開が続いた。第2クオーター(Q)終盤に馬場雄大(長崎)が3点シュートを決めるなど、日本がリードする時間帯もあったが、38-38の同点で折り返した。後半に入ると日本が優勢に進め、55-51で第3Q終了。その後も激しい攻防が続いたが、接戦を制した。ホーキンソンが高さを生かし、得点とリバウンドでいずれも2桁に乗せるダブルダブルをマークした。

今大会開幕直前に国際連盟(FIBA)は公式サイトで、「(男子日本代表は)FIBAアジアの大会や代表チームレベルでは、少なくとも1936年のオリンピック以来、中国を破ったことがない」とする特集記事を掲載。主要大会で日本が中国から勝利を挙げたのは第2次世界大戦前のベルリン五輪が最後で、18連敗中とされた。

実際には2017年東アジア選手権で日本は中国から76-58で白星を挙げ、12年アジア杯(当時のアジア選手権予選)でも60-50で勝った。該当記事について日本協会関係者は「基準がよくわからない」と困惑気味だったが、トム・ホーバス監督は「(勝てば)88年ぶり。だからもう、絶対に勝ちたい」と意気込んでいた。強い決意を結果に結びつけ、新たな歴史を刻んだ。

ホーバス監督が初めて男子を指揮した21年秋のW杯アジア地区予選では中国には連敗を喫した。そのリベンジも果たした。

今大会はホーム・アンド・アウェー方式で行われ、次の日本と中国との対戦は、中国の会場で25年2月に予定されている。

◆アジア・カップ予選 4チームずつ6組に分かれて行われる。E組の日本(世界ランキング26位)は中国(同29位)、グアム(同76位)、モンゴル(同100位)とホーム・アンド・アウェー方式で対戦。各組上位2チームが25年アジア杯出場権を獲得する。各組3位チームは最終ラウンドに回り、2組ずつ3チームに分かれて総当たり戦を実施。各組上位2チームが本戦出場権を得る。