日本ラグビー協会は5日に都内で理事会を開き、23年度の決算が3億4000万円の赤字になると報告した。

収入61億8000万円に対し、支出が64億9000万円。一般正味財産を含めて赤字が3億4000万円となる。

赤字の理由について、岩渕健輔専務理事(48)は「(23年6月に福岡市に開所した強化拠点)JAPAN BASEの立ち上げが遅くなり、収益化に時間がかかっている。当初予定していなかった(同年11月に)男女7人制のアジア予選を日本で開催した影響がある」と分析。アジア予選で男女ともにパリ五輪(オリンピック)の出場権をつかんだが「赤字は順当とはいえない。いかなる理由であれ、改善しないといけない。一方で五輪予選の開催は、期の途中で五輪出場権獲得のために決めた話。赤字の理由はありますが(男子15人制の)W杯年度でも黒字にする計画で進めていました。そこについては私自身も責任を感じております」と振り返った。【松本航】