バレーボール新トップリーグ「大同生命SVリーグ」は11日、東京体育館で開幕。観客6513人が見守る中、西田有志(24)擁する大阪Bが高橋藍(23)のサントリーを3-0(25-17、25-19、25-21)で破った。
| サントリー | 0 | 17-25 19-25 21-25 | 3 | 大阪B |
試合経過
第1セット
サントリーのスタメンは、セッター(S)大宅真樹、オポジット(OP)ムセルスキー、アウトサイドヒッター(OH)高橋藍、デアルマス・アライン、ミドルブロッカー(MB)柏田樹、小野寺太志、リベロ(L)喜入祥充。大阪Bは、S永露元稀、OP西田有志、OHトーマス・ジェスキー、ミゲル・ロペス、MBラリー・エバデダン、山内晶大、L山本智大。
記念すべきSVリーグ初得点は、サントリーのアラインがバックアタックで決めた。しかし、主導権を握ったのは大阪B。4-4の場面で新外国人ロペスのブロックアウトで勝ち越すと、西田が強烈なサーブを連発。サービスエースなどを決めて7-4とリードを取ると、今度は中盤にエバデダン、ムセルスキーから連続でブロックポイントを奪取し、16-8と点差を広げた。サントリーは高橋藍の鋭いバックアタックなどで反撃を見せたが、流れを引き寄せられず。最後はセットポイントでエバデダンが押し込み、大阪Bが25-17で先取した。
第2セット
サントリーはMB鬼木をスタメンで起用、ローテーションを変更するなど動いた。序盤は小野寺の速攻やアラインのブロックなどでサントリーが先行したが、大阪Bも西田のアタックですぐさま4-4の同点に追いつくと、その後は一進一退の攻防を繰り広げた。しかし、このセットも中盤から大阪Bのペースへ。11-11の同点の場面で西田のスパイクで前に出ると、さらに西田が硬軟織り交ぜたアタックで連続得点に成功。一気に18-13とリードを広げると、ジェスキーのスパイクで20点台に突入した。その後も大阪Bがサントリーにブレークを許さない展開が続き、西田のフェイントでセットポイントを握ると、最後は相手のサーブがアウトとなり25-19。2セット連取でSVリーグ初勝利に王手を懸けた。
第3セット
サントリーは今季から主将を務めるOH藤中謙也がセット頭から出場。守備が安定し、ムセルスキーのスパイクなど4連続得点で先行した。大阪Bも西田が山本のハイセットからバックアタックを決めるなど、好プレーが飛び出す。互いに譲らないサイドアウトの応酬で後半戦に突入した。先に抜け出したのは大阪Bだった。15-16の場面で米国代表のジェスキーが高橋藍のバックアタックをブロック。さらにジェスキーが得点を重ね、5連続得点に成功した。その後もロペスがバックアタックなどを要所で決めると、マッチポイントからロペスがブロックに成功。25-21でストレート勝ちを収めた。昨年覇者のサントリーをストレートで退け、記念すべきSVリーグ初勝利を飾った。
試合後
SVリーグ男子開幕カード
SVリーグ男子24-25年シーズン参加チーム
◆SVリーグとは 昨季までの国内トップリーグ「Vリーグ」を再編成し、27年までの完全プロ化、30年までの「世界最高峰リーグ」実現を目指して発足。同時にプレーできるアジア枠を除く外国人選手枠が1人から2人に増枠となった。初年度の今季は、男子10、女子14チームが参加し、ホーム&アウェー形式で44試合のレギュラーラウンドを実施。男子は上位6チーム、女子は上位8チームがプレーオフに進出。決勝は男子が5月3~6日、女子は同2~4日に予定されている。
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