世界ランキング5位の日本が、同3位のポーランドを3-1(25-21、23-25、25-23、25ー23)で破った。
パリ五輪1次リーグの初戦で1-3で敗れた相手に雪辱し、通算9勝2敗で3位を堅守。既に出場を決めている23日からのファイナルR(ポーランド・ウッジ)へ、強敵撃破で弾みをつけた。
セットカウント2-1で迎えた第4セット。21-21の息詰まる接戦を打ち破ったのは、キャプテン石川真佑(25)の一打だった。強打を決めて勝ち越すと、サービスエースも決めて一気に前に出た。「最後はプレーでしっかり引っ張っていこうと意識していました」。チームに勇気を与えると、仲間のブロックで勝利が確定。チームトップ22得点を挙げ、五輪1次リーグ敗退の大きな要因となった宿敵にリベンジした。「五輪で負けて悔しかったが、引きずらずに切り替えて臨んだ。苦しい展開もたくさんあったけど、それぞれがいい役割をできたと思う」。満面の笑みで喜びを分かち合った。
18チームが3週にわたる予選ラウンド(R)で世界各地を転戦し、決勝トーナメントで世界一を決めるネーションズリーグ(VNL)。日本は開幕5連勝を飾るなど好スタートを決めると、10日の第10戦を前に他国の結果により上位7チーム以内が確定し、ファイナルR進出を早々に決めた。その中心には、「チームが勝つための行動をしないといけない」と責任感を口にする主将の石川がいた。
最年少18歳の秋本美空や、21歳の北窓絢音ら同じポジションの新戦力も台頭中。10日の韓国戦は休養のためベンチで見守ったが、「どの選手も本当にそれぞれの役割を果たしてるいので、自分自分もコートに入った時に、いろんな選手が頑張ってくれてるからこその刺激をすごく感じた」と力に変えた。
次戦は13日、予選R最終戦で宿敵ブラジルと対戦する。「明日も苦しい試合になると思うが、自分たちの攻める気持ちを忘れずにいきたい」。最後の1日まで、日本のファンを魅了する。


