2連覇を狙った早大が一転、3位で対抗戦を終えた。

前半18分、右サイドでボールを持った日本代表FB矢崎由高(3年=桐蔭学園)がステップを踏んで先制トライ。前半を10-10で折り返したが、後半5分に2年生SO服部亮太(佐賀工)がキックチャージを受けて勝ち越しトライを許した。6点を追う最終盤はゴール前へ攻め込みながら痛恨の落球。主将のCTB野中健吾(東海大大阪仰星)は「自分たちの精度」とし、1トライだった攻撃を敗因に挙げた。

全国大学選手権は3回戦が初戦となり、天理大(関西1位)が準々決勝から登場するブロックに入った。矢崎は試合後の場内インタビューで、主将や大田尾竜彦監督(43)の名を出し「僕を日本代表に送り出してくれたことを、正しかったと証明するために優勝したい」と決意表明した。

10月中旬から約1カ月は大学から離れ、日本代表の正FBとして世界の強豪と対戦。大田尾監督は「責任感を今のいるところ(早大)に還元するという言葉だったと思う。心身ともに成長して帰ってきた。ボールを持って違いを生める選手。(攻撃時の)ラインも非常になじみだした」と期待を込め、6季ぶり大学日本一へ巻き返しを図る。【松本航】