ヤクルトは20日、来季監督に小川淳司監督代行(53)が就任すると発表した。高田前監督の辞任を受けて5月27日から指揮を執り、チームを立て直した手腕を高く評価。今季公式戦終了をもって監督に昇格させ、2年契約を結ぶ方針だ。東京・新橋の球団で会見した鈴木正球団社長(69)は、コーチ陣について「フロントが一方的にならずに(小川)監督の意向を取り入れていきたい。速やかに編成したい」と話したが、小川ヤクルトの組閣は固まりつつある。

 今年5月に途中加入した伊勢打撃巡回コーチは打撃コーチに就任予定で、ヘッドコーチ兼任が有力。来季からベンチ入りし、佐藤打撃コーチと二人三脚でさらなる打線強化に取り組む。次期監督の最有力候補だった荒木投手コーチは2軍監督に就任予定。伊藤投手コーチが筆頭の投手コーチとなり、もう1人の投手コーチには2軍や編成部からの内部昇格が濃厚だ。2軍打撃コーチには、楽天で打撃コーチも務めたOB池山隆寛氏(44)を招聘(しょうへい)する方針だ。

 19日の中日戦後に鈴木社長から電話で正式に監督就任を要請され、承諾した小川代行は「自分でいいのかなという気はしますが、こういう話は一生にほとんどないと思うので、何とか頑張ろうと思います。勝負する以上、優勝を目標にして勝てるよう最大限の努力をしなければいけない」と意気込んだ。まずは、逆転クライマックスシリーズ進出の可能性が残る限り今季残り13試合に集中する。

 [2010年9月21日9時2分

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