【グアム(米国)4日=為田聡史】巨人大田泰示外野手(21)が自主トレ初日、さっそく阿部慎之助捕手(32)から金言をもらい、確かな手応えをつかんだ。「右中間に打つイメージで引っ張れ」。打撃練習中に“塾長”の阿部から「物言い」が入った。打球を遠くに飛ばそうとすればするほど、体が早く開く癖を指摘された。手取り足取り修正点を指導されると、見違えるような打球を連発。「阿部さんからはボールに対しての入り方(打撃動作の初動)をアドバイスしてもらった。ボールの飛びが全然、違いますね」と、意気揚々と話した。
今回の自主トレで大田に課せられたテーマは「パワーの使い方」だ。阿部も「パワーはすごいよ」と認めるほどの能力をどうやって打球に伝えるか-。阿部から指摘されたのは、打球方向ではなくあくまでもイメージ。「体の開きが早いから力が全部、使えていない。もう少し左足にためて一気に腰を回す感じ」と、阿部は補足説明も加えた。
打撃練習に熱視線を送ったのは昨季の首位打者・長野も同様。実績を残している先輩打者たちに見守られながらバットを振り込んだ大田は「言われて、気づいて、ものにする。それが難しいですけどね…」と、苦笑いを浮かべながらも「今までは(自主トレが)1人でしたから、いろんな人からアドバイスを受けられるのはうれしい」と、第2、第3の金言も心待ちした。
「いい緊張感の中で練習ができました。明日も頑張ります」。真っ赤に火照った顔で大田が充実の自主トレ初日を終えた。



