1次ラウンド突破がかかる最後の大一番の先発を託された韓国の孫珠瑛(ソン・ジュヨン)投手(27)が緊急降板した。

初回から不安な立ち上がりをみせ、1死から安打と四球でいきなりピンチを作った。その後は後続を連続凡打でしのぎ、そのまま調子を上げるかと思われた矢先だった。2回のマウンドにいったん上がったものの、投球練習中に左肘に違和感を訴え交代した。

韓国が突破するには、厳しい条件をクリアしなければならない。柳志炫(リュ・ジヒョン)監督は試合前「力のある投手を頭から投入する。とにかく失点を防がなければ。一番得意とする球種を投げてほしい」と投手陣に期待をかけた。1次リーグC組では本塁打がここまで5チームで計23本とよく出ている。同監督は「今大会の東京ドームは、打球が飛ぶように感じる」と疑問を口にしながら相手打線の長打を警戒した。

打線はこの日、日本戦で1号2ランを放った金慧成内野手を欠く厳しい状況だった。前日の台湾戦で盗塁を試みた際に左手の指を痛めたためだ。それでも2回には5番の文保景が先制の2ラン本塁打を放ち攻撃に勢いをつけた。【水次祥子】

【WBC】オーストラリア-韓国戦 C組2位はどの国に?3チームに可能性/ライブ速報中