森本「(名護で)夜は1人で何をしているんですか?」新庄「(部屋で)腕立て伏せ」
プロ野球の春季キャンプで話題の中心は、やはりBIGBOSSだ。16年ぶりに球界に復帰した日本ハム新庄剛志監督(50)が、かつての盟友で日刊スポーツ評論家の森本稀哲氏(41)と、キャンプ地の沖縄・名護でぶっちゃけトーーク! 監督として迎える初キャンプでの奮闘ぶりを、プライベートでの素顔も含めて、余すことなく語り尽くした。
上から読んでも下から読んでも「タッタイマコノアカノコマイタッタ」
広島のキャッチフレーズは毎回独特の世界観があり、話題を呼んでいる。近年ではシーズン終了後の11月下旬に実施される「ファン感謝デー」の終盤に来季のフレーズが発表され、毎年ファンを驚かせてきた。
香川照之さんからは『ストレスたまってるの?』って心配されました
<ヒーロー&ヒロイン>
インパクトのある名前とともに、口角がよく上がったニコニコ笑顔が印象的だ。TBSが社を挙げて昨年10月にスタートした朝の報道番組「THE TIME,」(月~金曜午前5時20分)に入社4年目で大抜てきされた宇賀神メグアナウンサー(26)。
お笑い第七世代の一翼を担う実力派ハナコ。幅広い世代から愛されるトリオが話した現在の思い
結成4年でコント日本一決定戦「キングオブコント2018」を制してから、もうすぐ4年がたつ。お笑い第七世代の一翼を担う実力派として名をはせるコント師、ハナコ。15日から東京・下北沢の本多劇場で単独ライブ「タロウ6」がスタートする。好感度が高く、幅広い世代から愛される存在になったトリオが、笑いをまじえつつ、現在の思いを話した。
大人の中で踊っていれば、子供はいじめは出来ない。逃げ場でもあるんだけど、隠れているわけじゃない
田中泯(76)が、ダンスを始めて56年。自らの踊りを撮った映像を初めて「格好良い」と思えた映画「名付けようのない踊り」(犬童一心監督)が28日から公開されている。
九州から横浜高校野球部の門をたたく、初めての中学生だった。
元ロッテの高浜卓也さん(32)は昨季限りでユニホームを脱いだ。「おつかれさまでした」。ねぎらいの花が自宅に届いた。
「これはまずい。日本では勝てない」
阪神で長らく投手コーチを務めた久保康生氏(63)は、独自の視点で好投手を育てた名伯楽だ。
悩んだ。受けないとクビになるのだろうか。元々マスコミが苦手だった。
ロッテの背番号17と言えば誰が浮かぶだろうか。
22年現在は佐々木朗希投手。08年から14年までは成瀬善久投手(現BC栃木・投手兼任コーチ)が背負った。
江里子「似たような顔がいるな~って、メガネでおかっぱ」。美穂「髪形もこんな感じで。22、23歳の時かな」。
メガネにおかっぱ頭、おそろいのピンクのドレスで清らかな声で歌い上げるお笑いコンビ、阿佐ヶ谷姉妹。アラフィフの2人がたわいのない日常を披露して人気を広げている。
「航の誕生日までは・・・」4日後、俊恵さんは旅立った
北京オリンピック(五輪)スピードスケート男子500メートルは、1998年長野五輪の清水宏保以来となる日本勢の金メダルが期待される。今季、彗星(すいせい)のごとく現れた森重航(21=専大)も最有力候補の1人。
「感覚的に今、全身骨折しているみたいな感じなんです」
映画やドラマに引っ張りだこの菅田将暉(28)が今、意外にも「区切り」の時期を迎えているという。フジテレビ系連続ドラマ「ミステリと言う勿れ(なかれ)」(月曜午後9時)で初の“月9”主演を飾り、放送中のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にも出演。
試合後の記憶は残っていない。バスに乗っていたのか、気付けば宿舎に着いていた。
昨秋の近畿大会。和歌山東は準優勝を果たし、春夏通じて初の甲子園出場を確実にした。その直後。副部長の山根翔希(25)は、選手たちに語りかけた。
「増幅している。倍になっていけるコンビだな」
宝塚歌劇団の月組トップ月城かなと、トップ娘役海乃美月の新コンビは、兵庫・宝塚大劇場で、本拠地お披露目作「今夜、ロマンス劇場で」「FULL SWING!」に臨んでいる。珍しい2学年差。
「英語は必須ですね」
DeNAから昨季、戦力外通告を受けた元投手の進藤拓也(29)が、東証1部上場、グループ従業員約2万人の大企業、マブチモーターに就職した。営業部員として将来は米国で働くことを目指して奮闘中。
ゴボウ抜き連発、異次元走続ける18歳「自分自身、実感がまだない」進化の途中
東京オリンピック(五輪)が終わり、多くのアスリートが競技の第一線から去った。物語の終わりとともに、また新たな物語が始まる。連綿と続く日本スポーツ界という生態系に、新たな命が宿るように-。
「今現在、惑いまくってます。39まではまだまだ惑っておこうと思います」
平凡な北条家の次男坊から時の権力者へ-。小栗旬(39)が北条義時役で主演するNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜午後8時)が1月9日、スタートした。謀略渦巻く鎌倉時代、権力争いに巻き込まれていく義時同様、葛藤を抱えつつ役に向き合っている。
選んだ道に納得している。
ドラ1―。
その年のドラフト会議でわずか12人の選ばれた選手たち。多くの期待、重圧がかかる立場で、常に肩書を背負いながら、生きていく。
人生は、報われるようにできている・・・「こんなかっこいいやつら、いないでしょ」
雲1つない青空だった。
昨年12月29日、埼玉・熊谷。時刻は午後4時を回っていた。帰宅を促すアナウンス。スタンドは閑散としてきた。そこにポツリと立ち尽くす女性。誰もいないピッチを見つめていた。
「あんまり人に言ったことないですけど、ちょっと異常な生活をしていたなと思います」
22年4月でデビュー20周年を迎える、お笑い芸人もう中学生(38)。今年はテレビでの活躍も増え、10月からは初のレギュラー冠番組「もう中学生のおグッズ!」(テレビ朝日系、月曜深夜2時36分)もスタートした。常に頭の中にあるのは周囲への感謝の気持ち。駆け抜けてきた時間を振り返りながら、今後の理想像を語った。
「僕は豚肉だけで勝負したい。養豚場から精肉まで」
ソフトバンクホークス元年の05年にドラフト1位で「1期生」として入団した江川智晃さん(35)は、現在故郷の三重県伊勢市で、豚の精肉業を営んでいる。
「ウチの選手やスタッフには、髪を染めてほしくはない。きっと、今のあの子たちは耐えられない」
箱根駅伝初出場で総合19位で終えた駿河台大・徳本一善監督(42)は「誰よりも箱根にとらわれた人生」と感じている。
1月3日の復路。駿河台大は往路最下位から1つ順位を上げ、たすきをつなぎきった。繰り上げスタートなし。堂々たる走りっぷりだった。
「優勝は目指さない」ゆえの「誰よりも練習しよう」。この思考、つながり、因果関係が選手に見えているか、いないか。
変わりゆく古巣日本ハムを、日刊スポーツ評論家の田村藤夫氏(62)が胸に浮かぶものをそのまま文章にしたためた。新庄BIGBOSSの来シーズンへ、思いをはせた。
宝塚が私は大好きなので、宝塚らしい男役になりたい。そう常に思っています
清く正しく美しく-。タカラジェンヌを象徴する言葉だが、月組の新トップ月城かなとは、まさしくその通り。
僕の目には客席から降りてきた岡先生しか見えなかった。あの試合は、僕にとって、特別な試合やったんです
ラグビーファンの間で語り継がれる試合がある。1982年(昭57)1月2日、東京・国立競技場。全国大学選手権の準決勝で、2連覇を目指した同志社大学は明治大学と対戦した
日刊スポーツ巨人担当が、独自に設定したポイント制で球団MVPを選出した。
日刊スポーツ巨人担当が、独自に設定したポイント制で球団MVPを選出した。数値化することで貢献度が可視化され、納得の高得点選手や少し意外な高得点選手も?初代MVPも決定した。
肩を組んだ背番号23と19の後ろ姿。心からの、感謝の声をかけたくなるようなシーンだった。
お互いをたたえあうように、支えあうように、肩を組んだ背番号23と19の後ろ姿。心からの、感謝の声をかけたくなるようなシーンだった。
恥ずかしながら仕事ばかりやってきたので、仕事から離れた愛情づくり、友情づくりを大切にしたい。一からやり直している
俳優デビュー45年を迎えた近藤芳正(60)は、昨年から今年にかけ大きな転機を迎えた。コロナ禍は自分自身に生き方を問うことになった。京都に拠点を移し「愛情、友情づくりを一からやり直している」と言う。
日本シリーズは資産最少球団同士の対決だった!?
華やかな球場演出に、年俸数億円のスター選手が躍動! 大きなお金が動くのがプロ野球の世界。
ヤクルトの日本一で決着したシーズンですが、各球団の経営状態ってどうなんだろう?
幹部は答えた「私は分からないよ。それを調べるのが記者の仕事じゃないか?」
東京五輪・パラリンピックが終わって3カ月余り。記者として批判を恐れず、取り繕わず、本音を言うと「やはり無観客の五輪は物足りなかった」。五輪関係者のみならず、国民の多くは有観客での東京大会を見たかったろう。
「小泉さんへのファンレターぐらいの気持ち」。2日後に自民党本部から電話がかかってきた。
今年10月の衆議院選で、たくさんの落選議員が生まれた。TBS系「サンデージャポン」(日曜午前9時54分)で“薄口政治評論家”の肩書でコメンテーターを務める杉村太蔵氏(42)は、05年の郵政総選挙で“小泉チルドレン”として初当選。直後に「料亭に行きたい」「BMWに乗りたい」と発言して謝罪会見
「誰がとろうが、僕もとります」即答した王者
<2018ピョンチャン・オリンピックを振り返る>
「ガシャッ」という音が、観客がいないアリーナに響いた。
2017年11月9日午後4時12分、大阪市中央体育館。フィギュアスケートのグランプリシリーズ(GP)第4戦NHK杯の公式練習で、40分間の半ばを過ぎたあたりだった。黒いトレーニングウエアを着た羽生結弦がリンクに倒れた。
久々の家族だんらん・・・真凜、望結、紗来と人生について語り合った3時間
<銀盤に別れを告げた選手たちの今>
涙を流したあの日から、まもなく1年になる。
11月下旬、スーツ姿の新社会人は奈良にいた。本社のある東京から出張で出向き、翌日から佐賀、福岡、愛知、香川を立て続けに巡った。元フィギュアスケーターで23歳になった本田太一は、こう照れ笑いした。
メダルマッチ瞬間最高視聴率42・3%「すご~い。紅白みた~い!」
そんなに大きな話になるとは思っていなかった。
2018年2月の平昌五輪(オリンピック)カーリング女子。第5エンド(E)終わりのハーフタイムで、ロコ・ソラーレがいつものように車座になってフルーツ、焼き菓子などを食べる。
西川やすし・横山きよしもオール阪神・巨人も、大阪の漫才コンビはすべて彼らの影響を強く受けていると言っても過言ではない。
毎年末恒例となった漫才日本一を決める「M-1グランプリ2021」は、12月19日に行われ、テレビ朝日系で生放送される。年々、吉本興業所属以外のコンビが力をつけ、勢力を拡大しているが、今年は「吉本VS非吉本」の構図がより一層鮮明になった。
「手紙を書いてくださったり、涙を流してくださる方もいて。知らない場所で支えてくれる方々がいるというのが、すごいこと」
何度も、何度も。
スマホで再生されるジャンプの動画をいくら見ても、見飽きることはない。
窮地と思っているのは自分だけかも。ラスボスなんて呼んでもらえるようになって、歌の世界が広がったんだから
2021年のエンタメ界。最もたくましく、カラフルに駆け抜けたのはこの人かもしれない。歌手小林幸子(68)。配信ライブのほか、ヘビメタ、ラウンドガール、「YouTuBBA!!(ユーチューババア)」など、あらゆる場所で歌と笑顔を届けてきた。
2位は通算58勝を挙げた前巨人の野上亮磨、3位は東京五輪代表の楽天浅村栄斗。主力へ成長した2人よりも評価され、プロへの扉を開いた。
〝ドライチ〟――。その年のドラフト会議でわずか12人の選ばれた選手たち。多くの期待、重圧がかかる立場で、常に肩書を背負いながら、生きていく。
「一時はどうなることかと思いましたが、ほんとにぎりぎりセーフでした」
新型コロナウイルスを乗り越えてのM-1決勝参戦だ。準々決勝を間近に控えて、まさかのダブル感染。ロングコートダディの堂前透(31)と兎(うさぎ=33)は療養生活を強いられている間に、本来挑む予定だった大阪での準々決勝(11月10日)が終了。
「え、種も皮もまるごと全部食べればいいでしょ」ゴール以外は眼中にない考え方に触れた
歴代最多のJ1通算191得点。C大阪FW大久保嘉人(39)が、今季限りで引退する。11月22日の引退会見で、サッカー人生一番の思い出を聞かれて、こう言った。
「入団した時の磐田戦(01年4月14日)での初ゴール。4年後にマジョルカに行き、デビュー戦(05年1月9日)のアシストとゴールは忘れられない」。
愛されたやんちゃ男「引退してもまたレッドカードをもらわないように、やっていきたい」
これほどまでに闘志をむき出しにしてピッチに立つ選手は、果たしていただろうか。今季限りでの現役引退を決めたセレッソ大阪の元日本代表FW大久保嘉人(39)のやんちゃ伝説は数知れず。報道されたものもあれば、そうでないものもある。
高橋みなみは震えていた。「話いいかな?」。横山由依が「プロポーズでもされるのかな?」と感じるほど、高橋の様子は違っていた。
AKB48が、12月8日に劇場オープン16周年を迎えた。同グループは、国内のSKE48、NMB48、HKT48、NGT48、STU48をはじめ、JKT48、BNK48など海外にも姉妹グループが広がっている。現在は総勢600人近くに及ぶメンバーをまとめるリーダー的存在が「総監督」だ。「国民的アイドルグループ」の丸15年の歴史には、リーダーたちの人知れぬ思いや葛藤があった。
肩を抱き寄せ耳元で言葉をかけると、涙があふれ出た。2人をたたえる温かい歓声と拍手が会場を包んだ
記事を書く手がぴたりと止まった。視線の先にいたのは、小平奈緒と李相花(イ・サンファ=韓国)。決着がついたリンクで、2人の主役の距離がぐんぐん詰まっていった。
ソチ思い出す悪い夢は見なくなった。「よくジャンプしている夢を見る。楽しく飛んでいる」
160センチ50キロ。飲み物は「水」だけ。無駄なものが体に入ることを拒み体をつくった
「本当に申し訳なかったですね。精いっぱいやりました。悔しいけど悔いはない。同じ『悔』の漢字ですけど」
若手芸人の登竜門的番組だったが1年で終わった。山内「みんなから『売れたなぁ』って、言われた。それがまさかの・・・」
今年1月、育成選手として巨人で3年プレーし、昨オフ戦力外となった山上信吾がヌーベルBCへ入団した。
「えっ、今、オレ、震えてる?」目標だった東京ドームのマウンドで感じたのは、武者震いだった。
「やれたやないか! 体張って、ええ試合ができたやないか。こんなええもんを、ワシに見せてくれたやないか」
奈良の木々は赤く色づきつつあった。稲刈りを終えた田んぼのあぜ道には、熟した柿が実る。どこか遠くから野焼きをする、焦げたにおいが流れていた。
主演=トップが公演の成否すべての責を負うと言っても過言ではない。組子約80人を従えたその頂点。重責は想像を絶する
宝塚歌劇花組公演「忠臣蔵ファンタジー『元禄バロックロック』」「The Fascination! -花組誕生100周年 そして未来へ-」は、トップ柚香光が、2人目となる相手娘役に迎えた星風まどかとの新コンビ本拠地お披露目作。
新任の石井コーチ、斎藤コーチ、鈴木コーチ、相川コーチ、小杉コーチには精力的に動いてもらいました。
<月刊ハマの番長:第10回>
DeNA三浦大輔監督(47)が日刊スポーツ紙上でチームや球界を語る「月刊ハマの番長」11月号。シーズンを振り返り、秋季トレーニングを終えた現状、来季への展望を語りました。「今月の一文字」は「始」。既に新たなシーズンへの準備が始まっています。
ずーっと『何で応援歌になっちゃったんだろう』って、自分の中で不本意だった
コロナ禍でも、日本中にエールを届けている-。ロック歌手サンプラザ中野くん(61)。10日にミニアルバム「旅人よ~The Longest Journey」をリリースした。「俺は応援歌を歌うべくしての喉、声質を持っている」。還暦を迎えても、バッターボックスに立ち続けている。
「どうやったら勝てるか。いつもそれを1番に考えてるよね」
周囲の喧騒は、まったく目に入っていなかった。ヤクルト高津臣吾監督は腕組みしたまま、一点をずっと見詰めていた。
番組とともにっていう感じですけど、見ている方の生活にすっとなじめるアナウンサーになりたい
TBSの朝の顔として奮闘中だ。バラエティー番組「ラヴィット!」(月~金曜午前8時)で、お笑いコンビ川島明(42)とともにMCを務めている田村真子アナウンサー(25)。番組スタートから半年。“ラヴィット!ファミリー”の一員として番組を支える。
ぼくは甲子園に出て、1回だけ緊張したことがあって。それは最初のセンバツに出たときの開会式だった
大阪桐蔭に3―4で敗れた今夏の大阪大会決勝の試合後だった。興国の監督、喜多隆志(41)の携帯に、メールが届いた。
「お疲れさんでした。3年で闘う集団を育てた事に、敬意を表します」で始まる文面。末尾に「高嶋 仁」と送信者の名前があった。
自らの行動に誰よりも驚いたのは、片岡自身だった。
13年前の08年の巨人-西武の日本シリーズ。西武の日本一をたぐり寄せたのは、今も「伝説の走塁」と語り継がれる片岡治大(やすゆき)の足だった。
20年前の一場面「あれだけ大変なことだと知っていたら、NHKの会長に、あんな思いつきで言わんかったかもなぁ…」
少々ぎこちない手つきで触れたスマートフォンには、大切にしている2人の孫の写真が保存されていた。
よくもこんな人の悪い企画を、うちのデスクは思いついたものだ。
オリックスが25年ぶりのリーグ制覇を果たした夜、宮内義彦オーナー(86)が胴上げで宙を舞った。イチローを擁して実現した96年の日本一を最後に、チームは長い低迷期に突入。オーナーの嘆き節は紙面をにぎわせた。
5球団競合のドラフト1位―田中のプロ生活は、順風満帆にはほど遠かった。
16年ドラフトは、「ジャスティス」が中心だった。創価大・田中正義投手が最速156キロの本格派右腕として目玉的存在で注目された。5球団競合の末に、ソフトバンクに入団した。しかし待っていたのは、苦悩の日々。「ドラ1」の重圧とどう向き合い、乗り越えてきたのか。田中が偽らざる本音を語った。
相関図も!即戦力の若手も!テレビ朝日のアナウンス室を大紹介
テレビ朝日のアナウンサーと言えば、今なおメディアの第一線で活躍するフリーアナウンサー古舘伊知郎(66)をはじめとする“花の77年入社組”が有名だ。80年モスクワ五輪の独占放映権を獲得した同局は、アナウンサー9人の大量採用に踏み切った。
拝啓18歳の私へ「兄はすごいけど、悔しかった。僕は兄に追いついて、追い越しているかな」
「俊介、引退試合してもらって、本当によかった」
松坂大輔になりきった谷中さんは、作戦通り、ファンが追っかけやすい速度で陸上競技場までの約500メートルを小走りし、見事に演じ切った。
スターはファンにとって「理想の王子様」だ。王子様はコンビニでおにぎりを買わないし、町中で自転車に乗らない。無論、日焼けもしない
井川の腰は大丈夫か。この一点が懸案だった。
「あの日、僕、休みだったんですよ。地震があったのが午後2時46分だから、3時くらいにはもう会社にいてたんですかね」
「人が死んで、あれだけ涙が出たのは生まれて初めてだった」
山井は、言葉をかぶせるように強い口調で言った。「血豆なんて関係ないでしょ。完全試合ですよ。腕が折れても投げます」
紹介もされない無名の男が残した足跡「自分がやるべき事はちゃんとできたという感覚はめちゃくちゃあります」
東京都文京区春日、柔道の「聖地」講道館。大道場の大きな丸時計は午後5時15分を回っていた。
「放送が終わっちゃうんじゃないかな」。
伊丹直喜は、眼前で繰り広げられる日本柔道史に刻まれていく四肢のぶつかり合いの最中、テレビ東京の中継時間にまで考えを巡らせていた。
小学生たちの野球を楽しんでいる姿を見ると、僕自身も楽しくなるんです。
ドラフト1位―。それは毎年のドラフト会議で指名され、NPB入りする中で12人しかいない、選ばれし選手たちだ。プロとなってからは、多くの期待とプレッシャーを背負う立場。〝ドラ1〟という輝かしい肩書とともに、その後の人生を歩むことにもなる。
誰もが1軍には上がれない。
ファームリポートで現状を伝えたヤクルト雄平、日本ハム斎藤佑樹が現役引退を発表した。プロ野球の契約社会は厳しいと言われる。その世界で42年間を過ごしてきた田村藤夫氏(61)が、この季節に感じることを率直に語った。
競技は変わっても「やめる時に後悔がない練習をしてきた。僕の人生、いつも周りが後押しをしてくれた」
今から11年前。全国有数の高校野球激戦区として知られる福岡で、1人の左腕がまばゆい輝きを放った。
1つの死球から、ゲームプランが狂った。
来春のセンバツ出場をかけ、高校野球は全国各地で熱い秋の戦いが繰り広げられている。18年前の03年春、広陵(広島)のエースだった西村健太朗氏(36=元巨人)は、前年秋の中国大会決勝で敗れた悔しさを力に変え、センバツを制した。
ラインダンスの稽古中のある日、礼が倒れた。同期の前では弱音もはけない面もあった・・・
ロミオから柳生十兵衛へ-。星組トップ礼真琴は9月18日に兵庫・宝塚大劇場で開幕した「柳生忍法帖」「モアー・ダンディズム!」で、前作から対極にある「大人の男」を表現する。
自民党総裁=日本の総理大臣。永田町トップの人物を選ぶ戦いは、権力闘争の象徴でもあり、これがドラマを生み出している背景という側面もある
けして、歓喜だけではない。怨念、排除、決別…。毎回、いろいろなドラマを生んできた自民党総裁選が、17日に告示された(投開票は29日)。
半裸のまま吹雪の屋外へ「試合なんかしたくない!俺は絶対に謝らないからな」
67歳の藤波辰爾が9月17日、プロレス・ヒートアップ川崎大会で、98年新日本IWGPヘビー級以来となるシングルのベルトを手にした。ヒートアップの「ユニバーサル&PWLWORLDCHANPIONSHIP」2冠王者のTAMURAからコブラツイストでギブアップを奪い、タイトルを奪取。「(デビュー)50周年の年にこんなビッグなプレゼントがあるとは。若いころを思い出させてくれてありがとう」。15分を戦い抜いたレジェンドは疲労困憊になりながらも充実感を漂わせた。これまでいくたの名勝負を重ねてきた藤波だが、思い起こされるのは84年に起きた新日本プロレス「雪の札幌テロ事件」。37年前のあのカオスを振り返る。
人だってのは分かるんだけど、顔が、ない。叫んだね。「ウオオオオオオオ」って。そしたら、スッて消えた。ドアを開けたら、誰もいない。
秋の風が吹いてきました。幾分と気温も涼しくなりましたが、さらにひんやり…いやゾッとする怖~い話をお届けします。“オバQ”の愛称で親しまれるDeNA田代富雄巡回打撃コーチ(67)の怪談です。「風もないのに」「誰かいる」「朝方の訪問者」「カーテンの血」など、全8本。信じるか、信じないかはあなた次第。ただ、本当にあった体験談という事実だけは強調してお伝えします…。
今回、私には強く心に残ったシーンがあった。それは大阪桐蔭―東海大菅生の降雨コールドゲームの中にあった。
日本の野球文化は高校野球から成り立っている。日刊スポーツ評論家の田村藤夫氏(61)は、今夏甲子園大会取材で実感した高校野球の意義と、いまだ胸の奥でくすぶる大阪桐蔭―東海大菅生の降雨コールドゲームへのもどかしさを語った。
2人のコンビ性は、ベタベタした雰囲気ではない。いい意味で独立感がある・・・そこが魅力
取り囲まれたバス 石と空き瓶が飛び交い 血まみれの大混乱
自分があかんってなったら、「やっぱり女あかんかったか」ってなる。でも今、実は全然こわくなくて。
ライオンズ!!!高倉照幸!玉造陽二!秋山翔吾!石毛宏典!伊東勤!清原和博!松井稼頭央!中島裕之!中村剛也!栗山巧!
「うまくいかない・・・心と体が一致しない 全部ひっくるめて自分だと認めて、ここに立てた」
スタイルや感性は最新型なんですけど、でもどこか昭和の女優さんの香りがする。不思議。
「ドバイのようなリゾート地がいい」。チーム内では優勝旅行の行き先を検討する声もあったほどだった。
凍り付く球場 身をていした兄貴分 そのとき大谷は
デビュー時から一貫していたのは、「AKB48とは違うことをしよう」という意識だった
8月21日、乃木坂46が結成10周年を迎えた。「AKB48の公式ライバルグループ」がなぜ日本を代表するアイドルグループに上り詰め、さらに10周年を迎えても地位をキープしているのか。さまざまな要素が考えられるが、まずは乃木坂の個性や特長が形成されていった過程をひもといていきたい。
アキレス腱を断裂した豪選手 四つんばいになり ゴールを目指した
印象的な場面を振り返る時、真っ先に浮かんでくるのが、1枚の写真だった。
東京オリンピック(五輪)開幕から3日目にあった柔道女子52キロ級決勝。
「あの瞬間、もう真っ白です。だから、打たれた後、全然覚えてなくて。頭からドーンと突き落とされたような感じ」
8月10日、今年もまた、球児の夏が開幕した。巨人小林誠司捕手(32)の脳裏には、あの夏の衝撃がよみがえる。佐賀北が頂点に立ち、高校野球史に残る「がばい旋風」が巻き起こった07年夏の甲子園。広陵-佐賀北の決勝戦は、広陵のマスクをかぶった小林に非情な結果を突きつけた。今でも焼き付く14年前の記憶をひもとき、当時を振り返った。
高校サッカー界で「レジェンド」と呼ばれる指導者がいる。
高校サッカー界で「レジェンド」と呼ばれる指導者の1人に、小嶺忠敏監督(76)がいる。
「うそやろっ! って思いましたね。マジか! ホントに! って思いましたよ。めちゃくちゃうれしかった」
甲子園最速は01年夏、日南学園(宮崎)の寺原隼人投手(3年)が記録した158キロ。アトランタ・ブレーブスのスカウトのスピードガンで計測された。あれから20年目の夏、記録はまだ破られていない。
表で裏でいろいろあった東京五輪 メダル授与でも表?裏?
運ばれてきたメダルをまじまじと見つめて、小首をかしげて胸に収める…東京五輪の表彰式で、選手のちょっとしたしぐさが気になった。
最高峰の勝負、結果は誰にも分からない。事前のレクチャーなどなかったのだろう。メダルを受け取ってから、どちらが表?どちらが裏?と迷い、結局裏面を前にして記念撮影に臨むメダリストが多かったように見えた。
根尾は校内で西谷監督と会った記憶がない。社会科教諭としても、毎日生徒を指導していたはずなのに。
史上初となる2度の春夏連覇を達成するなど21世紀の高校野球界をけん引する大阪桐蔭が3年ぶりに夏の甲子園に帰ってきた。51歳にして名将の評価を得る西谷浩一監督は、プロ野球界にも多くの好選手を輩出し、屈指の指導力を発揮している。
世代交代が進む雪組をけん引し導く道-その先にはどんな景色があるのか
兵庫・宝塚大劇場で8月7日に開幕した雪組公演「CITY HUNTER-盗まれたXYZ-」「Fire Fever!」。新トップに就いた彩風咲奈が、相手娘役に朝月希和を迎えた新コンビで本拠地お披露目に臨んでいる。
「若手にとって、最高のお手本。目標とすべき存在がいることは、非常に大きいです」
西武内海哲也投手(39)はなぜ愛されるのか。2000年代の過渡期を迎えた巨人を支え、チームの雰囲気を徐々に改革。ひたむきに野球に向き合い、後輩にも愛情あふれる姿勢で接し、時には悔しさで涙を流すなど人間くささを隠さない。
相関図も!粒ぞろい若手も!日本テレビのアナウンス室を大紹介
日本テレビには現在、60人のアナウンサーが在籍する。かつてはプロ野球巨人戦の実況をするのが男性アナの花形だった。
母国開催で悲願の金メダルへの期待は高まるばかりだが、簡単でないのは過去の国際大会が物語っている。
東京五輪で「野球ソフトボール」が13年ぶりに復活する。
目を閉じれば興奮再び… あなたが熱狂した名実況は何ですか?
五輪の感動は、テレビ映像とともに心に残る。思い出のシーンを際立たせるのが、アナウンサーによる実況だ。
目の前に高い壁が見えた時、信じるものは何か-
女子バレーボールで、かつての名セッター中田久美監督(55)が率いる日本代表が掲げてきたのは「伝説に残るチーム」だった。
100年以上続く伝統のバトンを後輩たちへ託し、継承していく責の重みをあらためて実感する
長身とノーブルな立ち姿でファンをとりこにする。包容力に色気、気品を携え、貴公子から大人の男まで、何を演じても“映え”る。
心を激しく揺さぶられ…あなたの胸に残る名言は何ですか?
胸熱くしたあの夏… あなたがグッときた名勝負は何ですか?
「栄光の架橋」「風が吹いている」「Hero」4年に1度の感動とともに、人々の記憶に刻まれた名曲
2年連続最下位からの逆襲へ。新時代のチームには、勇者ヨシノブと才能あふれる仲間たちがいる。
目を輝かせて言った「『もう1回、出たいな』って思いますよ。それだけ日本で五輪があるっていうのは、うれしいんです」
フロリダのプール撮影 照れる怪物 「家族も来てくれるんです!」パパの顔
日刊カメラマンがお届けする秘蔵写真企画「袋とじ」。会員登録(無料)で見られます。ぜひ、封を開いてご覧ください。
15年 西武4位愛斗、16年 広島2位高橋昂、17年 西武2位西川、中日4位清水、18年 日本ハム2位野村、19年 広島4位韮沢、20年 ソフトバンク1位井上朋
今季のプロ野球をにわかに賑わせている選手たちがいる。
私の心の中に『退団しよう』という時がやってきたことに気づきました。心に素直に従おうと、自然に
ギリシャ彫刻のような顔立ち。男役の中の男役と言われる「風と共に去りぬ」のレット・バトラーを何度も演じ、故春日野八千代さんの後継として、後輩の生きた教科書として、後輩に“ひとつの手本”を示し、導いてきた。
「高校野球はトーナメントの一発勝負。1球に、どれだけ選手が入れるかを大事にしています」
10日に開幕した第103回全国高校野球選手権神奈川大会。第1シードの横浜は、13日に足柄と初戦を迎えた。昨夏は新型コロナウイルスのため選手権中止。就任2年目の村田浩明監督(34)にとって、母校を夏の甲子園へ導くための初めての戦いが始まる。春夏甲子園優勝5回を誇る名門だが、昨秋、今春とも県大会準決勝でコールド負け。甲子園は、19年センバツを最後に遠ざかる。「再建」にかける思いを語った。
ピンチになったらきっと、助けに来るよ。あいつが、うわさの、うわさの、うわさのスギノール。魂!
タイトルを手にしたことは、1度もない。それでも、12球団のファンから愛される。そんな選手が、かつていただろうか。高校野球の強豪、帝京出身の日本ハム杉谷拳士内野手(30)は、元気いっぱいのタレント性が魅力だ。原点は高校時代。球界の人気者に宿る〝帝京魂〟とは―。
日本人選手がメジャーの「夢舞台」に立つことなど、だれもが予想すらできないことだった。
エンゼル大谷翔平投手(27)が初出場する大リーグのオールスター戦が、13日(日本時間14日)にコロラド州デンバーで開催される。パドレス・ダルビッシュ、マリナーズ菊池とともに、日本人選手3人選出は歴代最多タイになった。先人たちが彩ってきた特別な一戦が、間近に迫っている。
「最後の最後まで、ここであがいていく姿を後輩に見せていくことができたら-」もがき、悩み、乗り越えて卒業へ
月組トップ娘役、美園さくらは13年に首席入団した。前任は、男役で入団し、娘役ながら宝塚バウホール公演で主演まで務めた愛希れいか。
「今まで耐えて、背負ってきたものを少しずつ…おろしていっていいのかなって…」
近年では、天海祐希の7年目に次ぐ9年目のスピード就任だった。退団公演「桜嵐記(おうらんき)」「Dream Chaser」に臨んでいる宝塚歌劇団月組トップ珠城りょうは、トップ就任と同時に大きな看板を背負った。
2016年7月15日、全国高校野球選手権大阪大会。PL学園は6―7で初戦敗退。甲子園春夏7度優勝の野球部史にいったん終止符を打った。
夏の大阪大会、東大阪大柏原との初戦で敗退し、休部となったPL学園。当時のエース藤村哲平は関西国際大を卒業し、春に就職した。憧れのユニホームに袖を通したが、かつての常勝チームは休部目前で野球経験のない校長が監督。名門PL学園の3年間で得たものとは。
「どれだけ粘り強くできるか。あきらめたら終わりなんです」
以前に「ガンバ大阪伝説のスカウト」として記事にした二宮博さん(59)。G大阪一筋で27年間にわたって数々の日本代表級の選手を発掘し、今年1月でクラブを退職した。
日大三は01年と11年に全国制覇している。一部のファンの間では10年周期と言われ、くしくも今年21年がその周期にあたる。
社会情勢、世相が大きく動いても、甲子園の盛夏が来れば、その一瞬にかける姿に目が止まる。ネガティブ情報が多い時ほど、私たちの目にはひたむきな高校生がまぶしく映る。
「付け合わせのポテトはお前が食え。オレはもういらないから」
不惑を前にしたころから、命を題材に書く機会が徐々に増えた。
故人を語る野球人の表情としぐさは、勝負の日々では絶対に見せない丸みを帯びていた。縁とは、軽々しく問うて聞き出すものではない。それぞれの人生にとって宝物なのだと教わった。
相手の映像を見ながら『もっとも強い姿』を想像する。あえて相手を過大評価する。
現在、強烈なパンチ一撃で相手を倒す印象が強い日本人ボクサーは何といっても、WBAスーパー、IBF界バンタム級王者井上尚弥(28=大橋)だろう。
相関図も!将来のエース候補も!TBSアナウンス室を大紹介
TBSには現在、59人のアナウンサーが在籍する。TBSラジオやBS-TBSの番組など活躍の場が広いことが特徴。
高校入学直前に母を亡くした。家計は苦しかった。アップシューズは履きすぎてつま先から破れ、底が取れかかっても「買ってほしい」と父には言えなかった。
今日は、いつもより三振が多いかも―。その積み重ねが、当時の大会タイ記録となる19奪三振になった。3年夏、初めての甲子園で、1回戦八幡商戦。失策から1失点し、坂元さんは「バットに当てさせたらダメだ」と必死だった。
いつまでも、いつまでも、黙々とパットの練習を続けていた。
「あれは、完全に怒ってるよなあ」
ミスター・レッドソックスはろくにタテジマをまとわないまま、「神のお告げ」で野球界から足を洗ってしまった。現代ならネット上で大炎上間違いなしの所業だ。
2010年8月、”琉球トルネード”に日本中が沸いた。史上初めて深紅の優勝旗が沖縄に渡った。
あきらめかけていたところに、大洋漁業の駐在員から手紙が届いた
マー君、神の子、不思議な子。何点取られるか投げ続けさせたら、天から神が降りてきた。
男役をよりすばらしく見せるために娘役は存在し、結果として両者が輝く-。そんな娘役像を華は追い求めてきた。
今までは何か言われたりすると『なんやねん』と思ってしまっていた。今はそういうことも受け流せるようになりました。
宝塚人生、決して、スター街道の中央だけを歩いてきたわけではないが「背中で語れる男役に」と掲げた下級生時代の志がぶれることはなかった
「そんなもん、普通に帰ってきたらええんや」
「あっという間やったな」
「タイガースはどうなるんや」
リアル逃げ恥・・・ドラマの続きが気になる愛
星野源(40)と新垣結衣(32)が5月19日、結婚を発表した。新垣は公式サイトで「皆様に私生活についてこのような報告をする日が来るとは」と素直な心境をつづった。
私たちが過去の出来事から学べることは実にたくさんある
今年も交流戦の時期がやってきた。昨年は新型コロナウィルス感染症拡大により開幕が大幅に遅れたばかりか、交流戦は中止に追い込まれた。
「強くなろう。選んでもらえたときにチャンスがあった時のために」
男子ライトヘビー級の梅村錬(23)の動機は村田諒太だった。12年ロンドン五輪。「ミドル級で金メダルを取って、それを見たときに自分も五輪で金メダルを取りたいと。
「どんなに聡明な方でも、葛藤や挫折、過ちを経験して進む」
「頬の痛みは3日もすれば消える。ただ、この悔しさだけは一生、忘れるな!」
「どちらかに決めてしまうのはもったいない」
「いつもと一緒よ。朝走って、ジムに行って。ジムに行けん時は家でシャドーしたり。(新型コロナウイルスの影響で)落ち込んでる暇なんてないよ。」
ここまで打ちのめされてもなお、今が過去最大の危機という状況…
相関図も!若手エースも! フジテレビアナウンス室を大紹介
「身近にいた五輪のスーパースターだったが、優しかった」
阪神ドラフト1位佐藤輝明(22)がプロ1年目から驚異的な飛距離で球界を席巻している。規格外のパワーの源は柔道家の父から受け継いだ身体能力にあった。
「読んだら、奥さん泣くんだろうなあ」
史上初となる3球団での開幕戦勝利を飾った楽天涌井秀章は、3月26日の試合直後に支えてくれる家族への感謝を込めた。
「ニュースを聞いて、動揺しちゃって…気が気でなくて」
世界最終予選の中止決定後も、日本代表合宿に参加してきた選手たちがいる。鬼頭茉衣(24)もその1人だ。もちろん、絶望の時はあった。
「こんなにもボクシングが中心になるとは」
「看護師ボクサー」として東京五輪を目指してきた女子ミドル級の津端ありさ(27)は2月、勤める都内のクリニックでの勤務を終え、1本の電話を受けた。「世界最終予選がなくなった。ごめんな…」。