スポーツクライミングのW杯男子ボルダリング今季最終戦(米国)で2位に入り、シーズン総合優勝を果たした楢崎智亜(22)が10日、成田空港に帰国した。

16年以来2度目のタイトルを獲得し「前回は勢いで勝ったが、今回は実力がついていることが分かり、大きな自信になった。すごくうれしいし、ちょっとビックリした」と白い歯を見せて喜んだ。

今季は、20年東京五輪代表権が懸かる8月の世界選手権(東京都八王子市)を万全の体調で迎えるためフル参戦しなかった。女子で4度の総合優勝を誇る野口啓代(30=ともにTEAM au)から「総合優勝は2度目が難しい」と言われていたが、全6戦中4戦に出場して全て2位以内と安定した強さを証明した。

東京五輪はボルダリング、スピード、リードの3種目複合で争う。2カ月後に迫る世界選手権で7位以内の日本勢最上位になれば、東京五輪代表に内定する。22歳の絶対的エースは「このまま練習をサボらなければいけると思う」と言葉に力を込めた。