開志国際(新潟1)は前橋育英(群馬)に117-55で勝ち、初のベスト8進出。SF介川アンソニー翔(3年)がダンクシュートを3本決めるなど出場12分31秒間で両チーム最多23得点を挙げた。
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コートで笑みがこぼれた。開志国際の介川がフロアを蹴って弾んだ。
40-14で迎えた第2クオーター(Q)序盤。豪快な“大技”3連発で会場を沸かせ、加点した。42点目はダンクシュートで、ボールを両手でネットにねじ込んだ。44点目はPF武藤俊太朗(3年)のパスを空中で受け、そのまま宙でリングに入れるアリウープだ。46点目は右手1本でリングに押し込んだ。「楽しいから、笑顔が出た」と試合後も口元が緩んだ。
第1Qの1本を含め、この試合3本目となった片手ダンクを決めたところで介川はお役御免になった。わずか12分31秒間で両チーム最多23得点を積み上げていた。介川は両膝に故障の爆弾を抱えている。昨年冬からジャンパーズニーに悩まされてきた。ベンチでは左膝をケアのためアイシング。しかし、この日は故障を感じさせない跳躍を見せた。「調子いいッス。左の靴擦れの方が痛い」。
もっとも、この日はわずか3リバウンド。目標のダブル・ダブルには届かなかった。今日27日の準々決勝の相手は東海大諏訪(長野)。夏の全国総体は18年優勝に今年は準Vと結果を残すが、冬は5年連続5度目出場で初の8強入り。介川は「リバウンドも、得点もバンバン取りたい」と勢いに乗った。【涌井幹雄】
◆テレビ放送 男子決勝は29日午後1時からテレビ朝日系で、女子決勝は28日正午からBS朝日でともに生放送。


