不振で2軍調整中のヤクルト由規投手(20)が近日中にも1軍に復帰する。22日のイースタン・リーグ楽天戦(宮城・利府)に先発し、7回6安打11奪三振で1失点と好投した。1軍が神宮外苑で全体練習を行った25日、荒木投手コーチは「相変わらず逆球はあるみたいだけど、彼の場合は力強いボールが戻ってくればいいから」と話した。速球は、プロ入り後では最速となる自己最速タイの157キロを計測。1四球と制球も安定していた。チームは現在8連敗中。自慢の剛速球に磨きをかけた右腕が「救世主」となれるか。

 [2010年5月26日9時15分

 紙面から]ソーシャルブックマーク