23年世界選手権代表の山本草太(25=MIXI)が、約1週間前に腰を痛めたと明かした。

練習中の4回転フリップで転倒し、その後は1日おきに休養日を設けながら調整してきた。解熱鎮痛剤を飲みながら回復を試みてきたが「ヘルニアになってしまった。(今は)悪化している状態。ジャンプの踏み切りと着地を腰で吸収できない感じ」だという。

この日のショートプログラム(SP)の曲かけ練習でもジャンプは跳ばず、滑りを確認する程度にとどめた。5日午後6時からSPを控えるが「時間は止まらない。気合でどうにかしたいという気持ちもあるが、試合はそう甘くない。今日もう1度考えて、やれることをやっていきたい」と険しい表情を浮かべた。

今季は来年2月にミラノ・コルティナオリンピック(五輪)を控える勝負のシーズン。10月からは代表選考で重要なグランプリ(GP)シリーズが開幕し、山本は第2戦中国杯(10月24~26日)、第6戦フィンランド大会(11月21~23日)にエントリーしている。

今大会はシーズンへの予行演習と位置付ける選手が多く、同行する山田満知子コーチ(82)などからは「グランプリのほうが大事なので無理はしないほうがいい」と伝えられているという。それを踏まえた上で「気持ち的には出場したいが、まずはやれることはやりたい。明日コーチと相談したい」とし、最終的な出場可否は試合当日に判断する姿勢を示した。