首、肩、腰、膝など運動器の症状や疾患に対して治療を行う整形外科。治療のためには適切な診断が不可欠であり、診断を行えるのは医師のみです。おおすが整形外科院長でスポーツドクターの大須賀友晃氏が「知って得するプチ医学」を解説します。

連載一覧

(40)スポーツは心身の健康保持増進に大きな効果 観戦には夢や感動いろいろな力が

(39)9~12歳「ゴールデンエイジ」にはさまざまなスポーツで神経系の発達を

(38)成長期のスポーツ傷害、疲労骨折も若年化傾向…子どもを守るのは大人です

(37)「野球肘」痛みが出た時には進行している可能性、大人がコントロールを

(36)腰椎分離症はスポーツを活発に行うお子さんに多く発生

(35)五十肩には3段階の病期 運動療法はどの時期も効果的だが方法誤ると悪化危険性

(34)五十肩は少し無理な姿勢で何かを取ろうとしたことなどをきっかけに生じる

(33)みんなが悩む肩こりを和らげるには…ストレッチや筋トレで筋力強化が効果的

(32)ぎっくり腰の原因にはさまざまな要因が、早期発見で適切な治療が重要

(31)慢性腰痛に不適切な運動療法は疾患悪化の可能性、まず整形外科の受診を

(30)「第3の痛み」痛覚変調性疼痛 痛みとして診断されるようになり治療発展に期待

(29)慢性疼痛は痛みと共存するつもりで活動することが脱却のコツ

(28)腰痛や肩痛、膝痛などの慢性疼痛には運動療法が有効

(27)慢性疼痛からの脱却には多少の痛みがあっても動かすこと、運動療法が大切

(26)5人に1人が陥る慢性疼痛 痛みで痛い部分動かさなくなることが原因の1つ

(25)痛みとは「感覚」と「情動」 慢性痛はフォーカスをずらすことが大切

(24)若年者も女性ホルモンのバランスが崩れると骨代謝に影響を与えて骨粗しょう症に

(23)骨密度を上げて骨を強くするには、骨に少し強めの刺激が必要

(22)骨粗しょう症治療は続けることが必要に、軽症ならマイルドな薬の内服で

(21)骨粗しょう症の検査 超音波法で低い値の方は、最も信頼度の高いDXA法を

(20)骨密度減り骨折しやすくなる骨粗しょう症は女性に多い 整形外科での検査を

(19)変形性膝関節症 変形した関節は元に戻らなくても痛みは適切な治療によって軽減

(18)「天気痛」気圧の変動で自律神経のバランスに崩れ 膝などの痛みにも

(17)湿布は炎症を抑えるもの 変形性膝関節症の膝は冷えに注意し温めて

(16)歩行時の膝にかかる負荷は体重の2~3倍、体重コントロールし負荷減らそう

(15)ウオーキングやりすぎで健康害する恐れも、自分に合った歩数で継続重要

(14)変形性膝関節症には運動療法、膝への負荷小さい水中ウオーキングおすすめ

(13)ヒアルロン酸注射、痛ければドクターに痛いと訴えて

(12)サプリメントの効果は科学的に証明されてないが、「無意味」でもない

(11)膝の水は穿刺で抜く 痛風、偽痛風、感染、関節内損傷などが予想できる利点も

(10)変形性関節症の治療では悪循環を断ち切ることが重要

(9)保存療法と手術療法、変形性膝関節症の治療選択は年齢や状態など総合的に決定

(8)動き始めや階段下りで膝の痛み出たら変形性膝関節症の可能性、お早めに受診を

(7)中高年期から増える変形性膝関節症、40歳以上では2500万人以上

(6)「生涯スポーツ」は健康の保持や増進に加え、充実感や生きがいに結びつく

(5)「ロコモ」予防の大きな柱「食事」の基本は5大栄養素をバランスよく取ること

(4)運動と食事はロコモ予防の柱 考えつく運動をまず軽めに、合った方法で継続を

(3)長生きするために健康寿命を延ばすことが必要

(2)健康寿命を延ばしましょう!「何歳まで健康で生きられるか」が重要

(1)首、肩、腰、膝などが痛いとき、治療のためには適切な診断が不可欠