ワールドカップ(W杯)ロシア大会の1次リーグ最終戦のポーランド戦で、日本が決勝トーナメント(T)進出を勝ち取るために、0-1と負けている状況にもかかわらず、ラスト10分で消極的に自陣でパスを回した戦術に賛否の声が噴出した。
- 日本対ポーランド 指示を出す西野監督(撮影・PNP)
賛成的な言葉には「日本を支持する」「応援する」
否定的な言葉は「日本が非難される」「本意でない」
「もし彼らが攻撃的に出て敗退していたら、ナイーブで愚か者だと言われただろう」
「この大会でサプライズになるかもしれない」
「日本は世界的な笑いものになった」
「W杯で最も恥ずべき10分間-22人がサッカーをやめた」
「アンチ・スポーツ精神だ」
「西野さんはすごい勇気だよ」
「ルール違反ではない。ただ『正々堂々』を美学とする日本の文化には合わないだろう」
「勝負にこだわった西野監督の終盤の采配は何も否定されることはない」
「他力を頼っている我々…。非常にシビアな状況だったと思う」
「これはチーム力の勝利」
「警告数での敗退は大会のルールなので尊重する」
「日本とポーランドはサッカーにつばを吐いた」
「たいしたものだ。ほかに言いようがない」
「初めて、W杯、グループステージを突破する中での究極の選択。自力ではなく、他力を選んだのは少し後悔はあるかなと」
「あのゲームの敗戦ということを考えると、それは不本意です」
「日本の美学、指揮官の美学、きれいごとだけでは越えられない部分を越えた。突破したから次がある」