リトグリのメンバーに武器を聞いたら、深まった3人の絆が見えてきた

【番記者裏話】スクープや芸能界の最新情報を求めて現場を駆け回る芸能記者が、取材を通じて感じた思いをつづります。

番記者裏話

佐藤成

女性ボーカルグループ、Little Glee Monster(リトグリ)が、3人で全国ツアーを開催中だ。5人のうち、芹奈が1月、manakaが3月にそれぞれ休養を発表する中、かれん、MAYU、アサヒでのツアー開催を決めた。ツアー中の3人にインタビューする機会があったため、それぞれの強み、武器を聞いた。

かれんは「歌ももちろん好きなんですけど、ダンスもめちゃめちゃ大好きで、今でもレッスンに通っているくらい」とダンスをあげた。

歌唱パフォーマンスの中での得意な部分を答えるだろうと、勝手に想像していたこちらが面食らっていると「リトグリのライブでも踊るシーンも多いですし、前作のシングルの『Your Name』でも踊ったりしているので、好きな分、みんなの力には少しはなれているかなっていう風には思っています」。

続くMAYUは「そうですね。代表して何か言うとか、MCとかを任してもらうことが多いので。最初の頃は全然しゃべれなくて、気がついたら、頼りにしてもらえるくらいになれたのは、やっぱりこういうお仕事をさせてもらっていて、いろいろ経験してきたから」とこちらも歌唱以外の部分だった。「みんなに頼ってもらえるところは自分の自信になるし、強みというか、自信を持てるところからなって思います」。

最後のアサヒには、最も驚かされた。「ないです…」のひと言。決して嫌みな感じではなく、本心のようで、MAYUから「やばいやん! ネガティブ出過ぎやん、こわっ!」とつっこまれてばつが悪そうな表情を浮かべつつ「特にここは強いなっていうのはないですね」とやはり何も出てこなかった。

すると隣にいたMAYUが「アサヒは、これをいったことで、アサヒの負担になっていたら嫌やけど、一番強い子だなって思います。昔から言っているんですけど」と引き取った。かれんも大きくうなずいていると、アサヒも「たしかにそれはいってもらえるかもしれない」と認めた。MAYUは「こうやってベースは後ろ向きなんですけど、そういいながらも結局、やりとげる。弱音を吐いたり弱気になるのは全然悪いことじゃない。一番(いろいろ)言うけど、真面目に取り組んで努力してやりとげる子。そういう強さもあるし、そういうアサヒに私たちは、なんだろうな、尊敬したりする」と熱く語った。

アサヒが「ありがとうございます」と照れながら律義に感謝すると、MAYUは「支え合って生きています(笑い)」。

メンバー2人が休養するというピンチに見舞われながらも、3人でツアーを開催する覚悟は相当なものだったと想像する。しかし「3人でも開催したい」という思いは全員が一致していたといい「思いを共有できて、絆が深まった」と口をそろえた。それぞれの個性を生かし、不得意な部分を補いながら、7月24日のツアー千秋楽に向けて、歩みを進めている。